夢は無限にあ〜る
8月2日の夜、ふと携帯を見ると着信のランプが点滅している。誰だろうと見るとチャコの主様からである。それも1時間を開けて2回もである。ここ最近、家ではずっとマナーモードにしているためリアルタイムに着信に応じられないのであります。それにしてもいったいなんでしょう？
こちらから掛け直してみます。すると
「ちょっと”チカラ”になって欲しいんですよ。」
とのこと。んー、なんでしょう。チャコの主が私にクルマやバイクの相談ってことは有り得ませんし、異性についての相談ってことも、やはり有り得ません・・・。
「実はまた拾っちゃったんですよね〜♪。目が見えないヤツを・・・♪。」
なるほど、そういうことでしたか。ひかるねこ管理人としての要請ということだったのです。
すでに保護されて病院にも連れて行ってるそうです。感心ですねぇ。
いろいろ話を聞きましたが、のみ対策にフロントラインも施術済みだそうですし、回虫駆除の薬も投与している。目ヤニでやられた目にも目薬を注してあげているようで、さすがチャコを立派に育て上げただけのことはあり、完璧な対応です。もはや私の出る幕はないですね。
「で、うちではもう飼えないんで、目が治ったら放そうかとも考えたんだけど、里親を探すにはどうしたらいいんですかねぇ？」
なるほど、そういう事でしたか。まぁこの部分がまたまた大変な訳でして、今までの私の経験からの対処方法をお伝えし、また子猫が落ち着いてきたところで連絡をもらい、ネットやらでの里親探しのお力になりますよ、ということになったのです。
その後どうしたか様子伺いにメールをしてみると、状態はかなり良くなって来ているとのこと。食欲もあり目も開いて来たそうです。瞬幕が少し気になる様子でしたが、我が家の黒伎くんも瞬幕が出ますが、ぜんぜん問題ありません。大丈夫でしょう。
で肝心の里親探しのことを聞いてみると、近所で声をかけてみたものの芳しい返事はやはりなかったそうで、そこで思い付いたのが実家で飼うという方法。どうやら実家には先住猫ちゃんが可愛がられているようで、そこならば仲間もいて食住に困らず暮していけるとのこと。身内に面倒を見てもらえるのであれば、こんないいことはありませんね。
お盆休みに毎年帰省するので、その時連れて帰ることにしたそうです。
で、実家はなんと愛媛県！ 電車・飛行機には乗せて行けないのでクルマで帰省するそうです。走行距離はいったい何キロになるのでしょう。しかし、愛猫チャコはトラック運転手の仕事をされている時に、助手席で手厚い看病を受けて元気になったのですから、チャコの主様にとっては、なんてことのない距離なのでしょう。感服！！
で、帰省中に戴いた写メがこちらです。幸せなヤツじゃのう♪♪♪♪
命名 テル ← グレーの毛並みだからの名付けだそうです。
こうしてテルもひかるねこの仲間入りをしました。幸せな生活を送ることを願うばかりです。
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