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衝動買いでXZ400のオーナーに

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いてもたってもいられず
 XJを購入してからまだ一年も経たない2005年の2月のこと。
 高校生の時、買いたかったが車検などの支払いを考え二の足を踏み購入出来なかったYAMAHA XZ400が車検整備付きで売られているのを発見してしまい、どうしてもその衝動を押さえきれず、お店へ電話。状態はかなり良いとのことだがタンクの大きな凹みが唯一の難点とのこと。XJの時もそうだったが、外装(外見)よりも機関(内面)などの程度が重要と考えてる(対女性もこう考えられないものか・・・)ので、直せばいいかなくらいな気持ちではいたけど、いきなり納車時に愕然とするのも何なので、写真をメールで送付して頂けないかと無理を承知でお願いすると意外にも快く応じて頂き10分後に送られて来ました。

 
画像を拝見すると、いやいやかなり凹んでます。

 ネットで”タンク補修”などで検索してみるが、まったくの素人の自分がろう付けなど出来るんかなぁと思いはしたけど、ここまで凹んでたら失敗も気にならんだろうし、かえって愉しみの方に気持ちの天秤は傾き、快く対応して頂いたお店も信用出来ると判断。早速購入しますとの電話をかけた次第です。
 お店のその後の対応は完璧極まりないもので、翌日には書類一式が送付され、さらにその数日後にはXZがデポ止めの配送所へ到着した旨の連絡が入り、もっと遅くってもいいぞーと不届きな感想を抱きながらも、早く実車を拝みたいのは当たり前で、会社を半休してまずはナンバーを取得しに陸運事務所へ。

初めてやって来ました
 今まで車検や購入の際の登録は全てお店にまかせっきりだったので、こうやって自分で運輸支局に出向き登録するのはまるっきり初めてで、一抹の不安もあったけど書類一式と共に届いた登録の流れなる説明書には「あらっ簡単!」と締めくくられており長介よろしく「行ってみよー。」となったのです。
 ちなみに届いた書類一式は
 ・自動車予備検査証
 ・自動車検査証返納証明書
 ・譲渡証明書
 ・申請書(OCR第一号様式)
 ・自動車損害賠償責任保険証明書
 ・自動車重量税納付書(\5,000.-印紙貼付済)
 ・手数料納付書
です。
 自分で用意するのは住民票だけなので登録の朝、自宅より歩いて3分の区役所へ。(近いと助かります。)
 そのまま運輸支局のある駅まで行き15〜20分の道のりをてくてく歩いて行きましたが、場所を確認するにあたりHPを見ると「歩きの場合、20分以上歩かなければならないため、夏場や道に迷った場合は地獄のようです。」と書いてあったが歩いた感想としては、どこをどう間違うんじゃーって。方向音痴の大会があれば間違いなく一番高い表彰台に上がれるだろう自分が言うのですからそのくらい簡単ですよ。


最寄り駅です。いきなり住宅街ですが簡単です。

 運輸支局へ到着しましたが、はやりどこへ行ったらいいのか要領を掴めず、しかし、局員の方が優しく教えてくださり、滞りなく事は進んで行くのでした。ほっ。


まずこの建物(確か1号館)の中の

ここで書類一式を提出し、戻って来た書類を手に

3号館(たぶん)へ行き、建物内の分かりづらい部屋に入り納税証明をします。

こんなのを書きました。これは各自治体で書式が違うので送付書類の中には同封されていないのです。

で、ついにナンバー発行です。嬉しくてつい写真に収めてしまいました。

えろおやじ

 とても天気の良い暖かい日だったので帰りは川沿いをてくてく歩いて行きました。なんか「河原猫の世界」を思い出してしまい、辺りを伺ってみましたが河原には猫はおらず、土手下の住宅の横の駐車車両のボンネットで二匹が気持ちよさそうに日向ぼっこをしてるのを微笑まし気にニヤニヤ見ていると、土手下の道前方より父のでかい娘が歩いてき、これもまたニヤニヤ見てしまって、登録完了&好天&猫&父とが渾然一体となった幸福感&充実感にてんぱった状態で午後の出社となったのでした。(←ばか)


引き取り
 デポ止めで届いたXZもそうは長く預かってくれないので早めに引き取りに行かねばならないのですが、雨の日には行きたくないしと天気予報とにらめっこをするとなんとか明後日だけは陽が出そう。またまた半休を使ってのことですが、この時期ちょいちょいと半休が取れる自分の会社は大丈夫なんだろうか・・・。
 デポ止めの配送所は県央のへんぴな場所の倉庫街で最寄りの駅から歩くと30分くらいとのことだが、それしか手段は無く(←タクシーに乗れ!)、生まれて始めて乗降の時は自分でボタンを押すという3両しかない単線の電車に揺られ当該駅へ到着。
 そこからは川を渡ってまっすぐ歩けばいいと比較的分かりやすい場所らしいが、いきなりその川の方角が分からず、こっちに違いないと歩き出すもやはり不安で丁度タイミングよくおじさん(自分もおじさんだが)が車から降りて来たので尋ねると思いっきり180度反対方向に歩いていたことが判明し、やはり表彰台のトップを譲ることはなさそうだ。


まだ天気の回復が遅れているらしく、どんよりとした空模様。河原でBBQなどしているはずもなく、寂しい風景です。

 川を渡りきったところで配送所へTELし、まだまだだと判明。しかしヘルメットを持ったままの歩行(電車の中はさらに)は何か気まずいものがあり、寒いのも相まって自然早足になってしまい予定より5分早く到着すると、ありました、愛しきXZが。遠巻きに眺めるとタンクの凹みにはまったく気付きません。結構いけてるのかもと期待が募りますが、近くで見ればやはりそれは隠しようがない程凹んでいる訳で、ろう付け&塗装への闘志は俄然燃え上がってきたのです。(うそ)
 配送所でドライバーとスパナをお借りしてナンバー装着・ミラーの調整をしたけれど、XZには車載工具はないのだろうか?下手にカバーを外そうとして割れてしまうのが恐ろしくサラリと探したけど見当たらず。家に持って帰ってから改めて確認することとし、暖機ついでに写真撮影でしゅ。「オタだなぁ」とは思うけど気持ちは分かっていただきたい。

 
あたしゃかっこいいと思うけどなぁ。世間からは好評を頂けなかったが、だからこそマイナー好きの魂はきっちり揺さぶられオーナーとなったわけでして。

     
結構きれいです。タンク以外は。  このメカチックなエンジンがええのです。
スペースチックなリアのデザインが好きだなぁ。


メーターも色褪せなどなく、キレイ。


久しぶりのエンジン始動のせいか、始め白煙が出ておやっと思わせたが、暖機も完了した頃には無色透明な排気ガスへと変わり一安心(なのかなぁ・・・)。イオンもなく吹け上がりも好調で、VTより重めのV-TWINサウンドが心地良いのです。


ばか妹弟と記念撮影。どうしてこーゆーポーズになっちゃうのかね。

カチンコチンコ
 このままどこかへ走りに行きたいが、午後は出社という逃れられない現実が待ってるので、きっちり防寒したのちにギアをローに入れ家路へと出発です。
 すぐにガソリンを1000円分給油(ちなみにハイオク)。タンク修理の時の為に最低限の給油で済ませたわけで、けしてセコイからではないですよ。
 家までは東名高速−バイパスを経由するコース。もう何時の事だったか思い出せないくらいバイクで料金所を通過するのは久しぶりで、後続の車にもたもたしてて迷惑かからないよう気にしながら通行券を受け取る。出口でも痛感したがバイクこそETCが必要だな。
 東名は3車線あるが慣し(自分の)運転、カウルのないバイクは風圧がすごく飛ばすと恐い、ので第一通行帯を80km/hでゆっくり走行。意外と前傾姿勢なのでカウル(まさに風防)なしとの相乗効果で長距離は疲れそうな印象。でもエンジンはストレスなく回るし振動もない。750とは比べるべくもないが速いちゃあ速い。バイパスが渋滞してたけどすり抜けは危ないし路肩は捕まるしで一緒に渋滞にはまっていると白バイが路肩をサイレン鳴らしながら抜いて行ったので、40年近い人生の教訓を活かし渋滞の一員であろうと決断した自分の成長振りに驚き&感謝しつつ真面目に生きてて良かったと、つくづく思いながら家へと到着したのでした。
 やっぱ寒かった〜。ちぢみあがってたのでシャワーで解凍してから出社しました。なにを?

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