8月2日 やろうやろうと思っていながら、ずるずると先延ばしにしていたXZの整備ですが、夏になりツーリングのお誘いなどあったので、「もし間に合えば行きたいなぁ。」と背後からの痛い視線を感じつつ車検取得へ向け作業を開始することとしました。
前日の夜にバッテリーを充電しておきます。バッタ工房では大活躍の充電器です。
2月にちょこっと動かした時もこの程度しか針が振れませんでしたが、セルは回ったんですよねぇ。
嫁っ痴実家帰省中にて作業決行♪
実家到着後、まず洗車をしました。ケチッて安物のバイクカバー買ったら、すぐに破れちゃったんで、一応かけてはいるんですが、ホコリだらけになっちゃいます。「安かろう悪かろう」、分かっちゃいるんですがねぇ・・・
終了後の日光浴です。気温30度以上&直射日光なんですぐに乾いてくれますが、作業する人間にとっては地獄です。サイドカバーやタンクエンブレムが無いせいもありますが、カッコイイのかカッコワルイのか微妙なXZです。(笑)
さてそれでは人生初めての冷却水(クーラント)の交換作業と参りましょう。 このXZ、前々から書いておりますが、水温が異常に上がります。なので取り敢えずラジエターを洗浄してクーラントを交換してみようと思います。ライダー&ドライバー歴は長いのですが、初めての作業となりますので、マニュアルを睨みながらの進行になります。それにしても暑い!
ラジエターカバーを外して本体をむき出しにします。
コアの状態を確認してみますが、画像左端に若干の潰れがありますが、漏れも見当たりませんし、それほど酷い状態ではないように思えます。と言う事で中身が気になってきますね。
なので、ホームセンターで購入したこいつをぶち込んでみようと思います。
計量器など持ってないんで、昨夜仕込んだブツの登場です。こいつは今後も使い道ありそうなんで、捨てずにとっときましょう。
クーラントのリザーブタンクを見てみると、LOWレベルを下回ってますので規定量に合せますが、ここでバッタ管理人は大きな間違い・過ちを侵してしまうのですね。頼みの綱として購入した洗浄液でしたが、ラジエター本体に注入せず、ここリザーブタンクへ入れたんですね♪ しばしエンジンかけて冷却水を循環させましたが、たぶん洗浄液は1cc足りとも回らずにリザーブタンクに留まっていたんではないでしょうか。容器の説明書には、「ラジエター本体に入れます。」とか書いてないんだよなぁ。初心者向けにちゃんと書いてて欲しいとこだけど、まっ「初心者はやるな!」ってのが本筋でしょうから、仕方ないかぁ。 ※ケチって洗浄液半分しか使わなかったから、残ってんのよね。やり直すかなぁ〜。(汗)
充電してったバッテリーですが、セル回らず。運良くブースターケーブルを積んでたんで作業続行出来ました。
ステジアのバッテリーに負担が掛からないようアクセル踏込み回転上げときますが、それも一苦労。
始動直後です
すぐにレッドゾーン この通り、暖気運転だけで水温計がレッドゾーンまで上がってしまいます。ここまで来ると電動ファンが回りだし少しだけ下がる、といった感じなんですよね。サーモスタットは働いてるようだけど、ちょっとおかしいんですかねぇ。今はまだ洗浄中なんで、その後に期待しましょう。
抜きどころ 1 ここを緩めるのに19mmのソケットorメガネレンチが無く急遽ホームセンターへ買い出しに。自宅だと歩いていける距離にあるのですが(←って言うか、その屋上で作業してるけど。)、実家なんでステジアで15分くらい走っての買い出しです。ん〜。タイムロスだわ。
抜きどころ 2 パイプを外すと錆が!(廃液自体に錆は見られませんでした) ブラシでキレイにしときます。
抜きどころ 3
抜きどころ 4
エア抜きどころ 1 タンクの下にあるバルブを開けてエア抜きだそうです。こういった作業をする時は、タンクのヘリを傷付けないよう(塗装がハゲないよう)に全部外してやるか、ウエスで養生をしないとイケマセンね。よーく見るとヘリの塗装がハゲてるとこがありますが、きっと以前のオーナーさんも養生なんてしなかったのかも知れません。
冷却水の漏れ痕? この2本のパイプも冷却水の通り道ですが、その付け根には緑色の固着物が! 滲んでくるんですかねぇ? それにしてもエンジン本体表面の腐食の酷い事と言ったらありません。軽くワイヤーブラシでギュワ〜ンとやりたいですね。
ブツを使用して記載の希釈率で割ります。これで水温計が落ち着いてくれれば・・・。 祈。
ここから注入
ここからエンジンオイルの交換と続きたかったのですが、さっき買って来たソケットレンチは合えど、親の方が入らずドレーンボルト緩められず! ん〜メガネレンチを買っていれば・・・。で、モンキー使ったらなめそうだったんで、またまた買い出しに行かなきゃですが、ぼちぼちいい時間になってしまったので、次回に持ち越しとなりました。 ※嫁っ痴が今日戻って来るんで迎えに行かなきゃならんとです。
8月9日 日を改めまして作業ですが、その前にバッテリー復活を賭けてちょっと小細工してみます。上手くいくかは分かりませんが、貧乏工房なんで一応試してみた訳です。結果は・・・、全然ダメでした。 ナニをしたかって言いますと、一度電解液を抜いてバッテリー本体(中)を洗浄してみたんですね。抜いた電解液は汚れを濾して再使用。念の為、ホームセンターで買って来た『電撃丸』なる錠剤を入れてみましたが・・・。
お勧めは出来ません
期待しましたが・・・
半分に割って♪ 『電撃丸』の錠剤は6個あり、6つある電極部屋に1個ずつ入れるのですが、1粒が大きくてそのままじゃ入りません。そこで貧乏バッタ工房管理人は考えました。クルマのバッテリーより容量の小さいバイクのバッテリーなんだから、半分でも効くんじゃなかろうか!、と。で、またまたケチって半分だけ使用してみました。
ケチったからか! まるっきり効果無し!! もう終わってたんですね、このバッテリーちゃん。 新品を買わなきゃなりませんが、格安の中国製バッテリーは当たり外れや耐久性に問題があるようなので、ここは一つ奮発してGSユアサでも買わないとアキマヘンですかね。って未だ物色中(躊躇中)にて購入に至らず。
いちいちステジアと繋げるのは面倒なんで、家にあったステジアの古いバッテリーを充電して持参です。充電器の針は大して振れませんでしたが、デカいバッテリーのせいか簡単にセルは回りエンジン始動です♪
本日に向け予め購入しておいたラチェットレンチを使用してあっさりオイル排出!
エレメントももちろん交換します。マニュアル見たらエレメント交換時には必ずOリングも新品に交換とありますが、注文してなかったのでありません。ま、今回のオイル交換は、フラッシングの予定で4輪用の一番安いのを用意してあるので、ほんちゃんのオイルを入れる時に交換すれば良いでしょう。
いくらもしないし これはドレンボルトのワッシャーです。結構ギタギタにくたびれてますから交換しましょう。
もうデロデロですね
純正新品980円でした
エレメント交換時は2700mlとありましたので、まずは2500ml注入。
で、残りはオイル量を確認する小窓を見ながら付け足していきましたが、残り200mlを入れてもちっとも小窓に見えて来ず、まだかまだかと入れてたらすっかり入れ過ぎてましたぁ。いくらなんでも入れ過ぎだろうと、逆に小窓を見ながらドレンボルト緩めて抜きましたが、300mlくらい入れ過ぎてたみたい。オイルがキレイだと分かりづらい! 安いオイルなんで捨てましたが、ほんちゃん時は気を付けましょう。しかし、少し回した後だったんで熱かったな〜。
始動直後
やぱ〜りレッドゾーン ひとまずオイル&クーラントの交換は終わったので、暖気運転を続けて水温計の上がり具合を確認してみます。が、とっちも改善されていませんでしたぁ〜。ん〜、サモースタットなのか? それともラジエター洗浄剤入れるとこ間違ったからなのか? 走行中はもう少し低くなるのですが、やはり渋滞に巻き込まれることを考えると心配になりますね。 陽も落ちてやぶ蚊が出てきたんで、作業終了。退散です。
これまでに要した金額 今後、他の作業に使える工具・道具(2,820円分)があるとは言え、結構かかってますね。(汗)
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