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2004.12.05/
BUSTERS走行会

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前言撤回の大遅刻!!
 前日の12/4は季節はずれの台風の上陸・通過で大荒れの天気。大きな被害が出た所もあるようだが、明日は台風一過で早朝より急速に天候が回復してくる予報。とりあえず大雨の中の走行会にはならなさそうだ。(←そうなってたら中止でしょうが。)今回はガラコも予めぬりぬりしておいた。一応準備万端。のはず。
 明日は3:00AM起床で5:00AMに隊長、元チタンさんと東名で合流。もう0:00AMだから3時間しか寝れないぞ。zzz・・・。まだ時間じゃないよなぁ〜と夢と現実の狭間でもがいていると そこへ携帯の着信音が!急いで出ると
今どこですかー?」と隊長からの連絡。
 見ると5:00AMを少しまわっています。
「すいませーん、
この電話で目覚めましたー!
 もう大慌てです。この時点で私への信頼はがた落ちです。しかし
「私がスタッフの一員なので早く出発しているだけですから、9:00AMまでに来てもらえればOKですよ。」との救いのお言葉。
 低調にお詫びして先に行ってて頂くことに(当たり前だ)。
 ただこの時点では台風は丁度関東南部沿岸を直撃している最中で
「ものすごい風ですから気を付けて来て下さい。」とのこと。
 外を見ると樹木が荒れ狂って折れんばかりのしなりっぷりです。こんな中走れるだろうかとまた弱気の虫が身体中を支配していきます。
 それでも急いで支度して、いつもの様に食す→催す→すっきりを順調にこなし駐車場へ。台風の運んで来た湿った空気のせいでものすごい湿気です。雨に濡れた訳でもないのに車はびしょびしょです。この当時あまり始動性のよくない私の37はけっこうセルを回さないと火が入りません。この日も例外にもれることなくバッテリーが怪しくなるころに漸くお目覚め。基本的には慌てることもなくなったので普段より暖機運転もじっくりこなしての出発です。

まじですかー!
 駐車場のスロープを上がり自動検知によりシャッター開閉。開閉、あれっ開閉しないぞ?深夜・早朝は防犯などの理由からシャッターが閉まっているのですが、それが開いてくれません。開かなきゃ駐車場から出れんやんけー!とさっきまでの落ち着きも何処へやら。一種パニックに近い状況へと一転。何度スロープを上がって試してみても同じ結果。駐車場の外へ周わってリモコンを作動させるも状況に変化なし。とほほ、どうすりゃいいのー。
 管理会社へTELするしかないのでしょうがこんな早朝に対応しているだろうかとの不安も、壁に24時間対応のTEL ナンバーを発見し連絡をとるもこの日はほかからも多数依頼の連絡があり対応に大わらわでこちらへ来るのにあと1時間以上はかかってしまうらしい。どうすりゃいいのと落胆の声で隊長へ連絡。走行会の会費は払い込み済みだが走れなくても見に行くだけは行っとこうと、もう気持ちを切り替えるしかないっす。
 自宅でTVなんぞ見ながら連絡を待つこと1時間、携帯に着信あり。「シャッター前にいます。」とのことで歩いていくと既にシャッターは開いています。一応原因が気になりますから聞いてみました。これを読んでてきっとお気付きの方もあったと思いますが、すっかりてんぱってしまった自分はまったく思考が働きませんでした。理由は至って簡単・単純。湿気です。湿気による水滴が自動検知機に着いてることにより乱反射してうまく作動しなかっただけなので、その水滴を拭いてあげることで簡単に復旧出来たのでした。非常事態の時こそ冷静な判断・対応が必要とされるという格言を証明する悪い実例でした。

結果オーライってか?
 とんだタイムロスでしたが、なんとか出発です。うまく行けば間に合うかもしれません。それにそうこうしているうちに台風は完全に通過したようで青空が出始めています。まだ風は残っていますが気温も高く良い天気になるのは疑いのないところのようです。
 バイパス経由で東名に乗り込み急ぎ足でFISCOヘ向かいます。

 すっかり明るくなり青空が。

 
             危ないから止めなさいってのにねぇ。

まだまだいけますが  でもだめ〜。

 富士山は日本人のココロだね〜。


ぎりぎりセーフ!
 FISCOに到着。なんとか1回目の走行に間に合いそうな感じです。ショートコース目指していくと途中ジムカーナやドリフト専用のコースがあり大勢の参加者であふれています。車好きの集まりですから珍しい旧車に注目が集まり視線を感じます。まぁ気のせいでしょうがますます気分は盛り上がります。
 時間までに到着、隊長&元チタンさんと合流出来一安心。しかし1回目の走行のための準備(テーピング、カーペットまで全ての荷物を降ろす。)が整っていない為、慣熟(?)走行のみとはなりましたが初めてのサーキット走行で感激しまくりです。すぐにピットロードよりコースアウトし隊長&元チタンさんの走りをデジカメに納めつつ観覧していると、この時はまだかなりウェットな路面状態で隊長車がいきなりのスピンです。ウェット路面にめちゃ弱い自分はこのあと大丈夫だろうかと心配しましたが、12月とは思えないような陽射しと気温で2回目の走行までには完全なドライへと変貌しており胸をなで下ろした私でした。

こんなに良い天気となりました。しかも暑い!

   雰囲気出てます。


元チタンさんはAA63での参加です。かなりいじってある4A-Gのようですね。
あの初代ローレルは売ってしまったそうです。複数台維持するのは都会では難しいです。

 2回目の走行となり今回はヘルメットをかぶりグローブをしての本気モードでコースインです。本気モードといっても今回の参加にあたっては気持ち良く回せたら楽しいなってくらいの軽いのりだったので(ぶつけたりしたら大変だし)、計測器も付けていません。が、一度コース入ろうものなら、そんな甘ったるいモードは消し去ってゆきベタ踏みの全開モード突入っす。でもなんだかちっとも前に進んでいかないんです。のぼりながらのコーナーでは2速じゃ30km/hくらいしか出ないし1速じゃ吹け切ってこれもまた進まないしで、バンバン抜かされてって他の参加車の妨害にならないようミラーで後方確認しながら周回する始末。
 時間になってピットロードから出るとそこでエンスト。エンジンかからず困っていると近くにいた知らない方が押して下さった。元の場所に戻っていくその方を後方から追い掛けてお礼を述べて修理にとりかかります。といっても自分になにが出来る訳でもなく元チタンさんがキャブやらなにやらを調整してくれました。まず点火時期がよくなかったようで調整。キャブを開けてジェットを交換するも特に変化はなく元に戻して3回目の走行を待ちます。

 ジェットの交換中。勉強と覗き込みます。

隊長はブレーキのエア抜きしてます。

 



 途中お昼ご飯食べて(写真なし、残念。)一服。他のクラスの走りや駐車場の車両を物色します。旧車以外の新しめの車もいたけどデジカメに納めたのは古いのばかりです。
 デジカメに納めた皆さんの車両です。不都合のある方はメールにてご一報下さい。早急に削除させて頂きます。

 

 ダルマもLBもやっぱかっこいいです。

想い出のTE71です。やっぱりかっこいいなぁ。個人的には後期型のハッチバックのLEVINが好きでございます。スプリンタ−は珍しいですねぇ。

 

 キャブ仕様。羨ましい。

 

 左上のはサニーかな。渋い!
37と同じマスクのワゴンですね。なんていうんでしょ?それがこんな風に走ってます。以下実に楽し気な写真だと思いませんか?TE27、KP61、B310などがバトルを繰り広げます。写真はないけどドリフトクラスもあって、切れまくった皆さんの走りは感激を通り越して笑いへと転じていました(バカにしてるんじゃないですよ、自分の頭のネジが飛んだという意味です)。

 

 



絶好調!最高!

 調整後の走りは一変しました。同じ車とは思えないパワフルさでヤマのあまり残っていない後輪はすべりまくりです。先ほどの上りコーナーもどりどりと上っていくじゃないですか。グリップすればもっと速いんかと激変に驚きを隠せません。それでも隊長&元チタンさんはもちろん皆さんにちぎられてる訳で遅い事には変わりありませんけどね。
 それにしてもヘルメットを被っての熱い運転ってのは実に暑いものです。汗だくです。暑かったとはいえ20度を越えたくらいですから、真夏のレースってのはさぞかし大変なんでしょう。脱水症状になってしまうのも頷けます。経験するってのは何事においても大切なことだと実感。
 3回目の走行で気を良くした私、最後の4回目はさらに踏み込みます。けっこういけてきたみたいでお尻をつつける車両もいたりして(抜かすには至らず)、これで終わりじゃいや〜んなんて気になってますが、さすがに体力も落ちてきたし何より集中力の持続が危うくなってきてます。ここで終わりが頃合なのかも知れませんね。
 満足してコースアウトすると再びエンスト。復活せずでまたまたどなたかのお世話になって駐車場へ戻りました。戻ったところでクランキングすると無事に始動したのでちょっと安心。でもエンジンルームを見るとエアクリーナーが片方無くなっています。走行中に落としたようです。誰かの邪魔にならなかったろうか・・・。

     マウスオンで  拡大画像

 残りの片方のネジをきつく締め閉会式に参加です。主催者の方やスポンサーの方からかなりの賞品があり隊長、元チタンさん共にゲットされておりましたが自分はスカ、次回への持ち越しでした。自分はやはりくじ運ないんかなぁと年末ジャンボを控えるこの時期だけに凹み気味。

 

隊長はみごとオイルをゲットです。



メインエベント

 この日は前日の台風により翌日順延となった東名高速の工事通行止めが7:00PMからあるため(横浜町田〜厚木間なのでモロ影響あり)閉会後は皆さん脚早に家路へと出発していきます。
「じゃぁ我々も行きますか。」
と隊長&元チタンさんに続き暖機しておいた37に乗り込みギアをローに入れてスタート。あれっ、なんか変だなぁ??アクセルを踏んでも回転が上がらず終いにはストール。お二人はもう行ってしまったし辺りはもう暗いしで焦り始めました。一度エンジンがかかったので出口に向けて走るも上り坂の山道で再びストップ。もうこれはアカンと携帯で隊長に泣きすがり戻って来て頂く事に。
 12月ですから5:00PMを過ぎたら辺りはもう真っ暗です。なんっていってもFISCO内の山道ですから街灯も何もありません。なにも出来ずに(←ダメなヤツだ)待っていると一筋の明かりが(それよりも先に音で分かるけど。これって速度の関係を間違ってないかい)。二人の神様の御降臨です。辺りが真っ暗ですがドラえもんのポケットみたく色々出て来ます。私はいちいち「ドラえも〜ん」と感嘆の声ですがお二人が「○○ライト−」と言う事は最後までございませんでした。
 明かりも灯り原因究明です。一つ一つ怪しい所を調べていき消去法で的を絞っていきます。一発死んでないかとプラグを見たりコードを確認したり。しばらく作業していると一台の参加者の方が「もうすぐゲートが閉まる。」と教えに戻って来て下さり、ひとまずゲートを出るために牽引ロープにてFISCOを脱出。ガス欠の疑いもあったので(またやってしまった)、このまま街まで下りてしまおうと長〜い下り坂を牽引されて行きます。経験された方もあると思いますが下りの牽引は恐いです。かなりの緊張を強いられます。昼間の熱い汗とは違う冷た〜い汗が脇やら背中やらを伝います。GSに到着、満タンにすれど状況かわらず(ほっ)、ポンプが疑わしいことに絞られましたが、予備のポンプを携帯しているはずもなくどうしようか考えあぐねているとFISCOのゲ−ト前にレーシングショップがあったのが思い出され、お店が開いていた事を確認済みの隊長(←さすが)が一っ走りしてきてポンプを入手してこられました。お金は預けておいたのですが、「修理ったら宅急便で送り返してくれればいい。」と貸していただいたとのこと。純正のメカポンプから電磁ポンプへと交換し、運命のクランキング。
 クゥクゥクゥ、グウォーーン!
とエンジン復活です。あーよかったーー!お二人の神様に感謝です。そしてポンプを貸してくださった
フォワ−ドレ−シング様に感謝です。ありがとうございました。

いろいろ続きます
 御殿場ICはすぐですがあせらず慎重に走行します。ホースなどが仮止めに近い状態だったりするのでガス漏れなどを懸念しての配慮走行なのです。東名最初のPAでエンジンルームを確認するも不具合は見受けられなかったので、ここからは通常走行となりましたが今度は元チタンさんがオーバーヒート気味だとの連絡でPAへピットインです。

 ラジエターを確認

水を注ぐと何やら白い泡がぶくぶくと。 

始めからあまり入ってなかったかのごときかなりの水が入りました。そのせいかデジタルの水温計も落ち着き、皆安堵の気持ちで出発です。

 御殿場を出たのが8:00PMを過ぎてしまってたので、そうです、すでに東名の通行止めはとっくの父ちゃん始まっているのです。原因となった自分の家が一番近いというのはこういった時困りますね〜。申し訳なくって・・・。


渋滞する厚木の一般道を走る元チタンさん。実は一番家が遠いのです。後日談では午前様となってしまったようで、自分その頃にはお風呂に入ってくつろいでいましたから。切腹!

今回大変お世話になった二人の心優しき神様です。寒い中本当にありがとうございました。
 
        37調査隊隊長さん            元チタンさん

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