まだまだ現役 梅雨入り宣言が出たとたんに雨が降らず空っ梅雨となり夏本番に向けて水不足が心配された6月だったが、月の変わった7月に入ると俄然様相は一変し、九州北部や中国四国地方等は洪水被害が出る程の雨量を記録。設置された渇水対策本部は洪水対策本部へと変わったに違いなく、その猛威を振るった雨雲がどうやら東へ移動しており、このままだと7/10に予定されている7#ミに”ドンピシャ”でぶつかる予報だ。う〜ん、まずいね、こりゃ。今まで参加した各イベントも神通力が通じたのか前日までの雨の予報を覆し良い天候に恵まれて来たが、ついにこの神通力も力尽きたか・・・。人はそれぞれ違った人生を生きていくが幸せの量というのは同じ量と決まっていて早くに全部使い切ってしまうか、長い時間をかけて少しずつ使っていくかの違いだけだと言う話も聞いた事があるので、自分この幸運を既に使い切ってしまったので今回の7#ミには願いが届かないのだろうか・・・。ほかにも使い過ぎると最後に赤い玉が出るって話も聞くけど・・・、これは違う話か。失敬。 くだらないこと書いてますが事実、7/9の夜から7/10未明にかけては新幹線が運転をストップする程の雨が静岡県内で降った模様。ただ、この大雨も朝には止み日中は曇りとなる予報だけが唯一の望みであり救いと言えましょう。(今回の7#ミ、当初は山中湖泊まりで参加の計画でしたが参加者不足の為中止になったのですが、今考えてみると中止になって大正解でした。前日の山中湖じゃ大雨だったのは間違いないだろうし、こういうのを怪我の巧妙っていうんでしょうか。)
TE71もどきのAE70でクルマの世界(←特殊な)へと足を踏み入れた自分、TE37を買ったけどほんとはTE71を探していた自分、どーしてもこのミーティングには参加したいでしゅ。参加した結果、想いが再燃しTE71に買い替えー!なんてことにはならないと思う(?)けど、憧れのクルマを目の前で存分に堪能したい訳です。それと最近ちょっとエンジンの音が気になるので皆さんの2T-Gと聴き比べてみたいのとスペシャリストの触診を仰げればとの考えもあり、どーしても参加したいんです。 『んー、赤い玉は既に出ていたのか?』
生涯現役! その運命の朝を迎えました。カーテンを開けるとそこには”曇り空”が。すぐにTVをつけ天気予報を確認すると日中は陽が差すくらいの天気へと回復するみたい。各地晴れマークが並ぶ予報に、『やったね!まだ赤い玉は出てなかったーー!』と急遽クーラーバッグに”麦茶”を仕込む私がいました。 食す→催す→スッキリ!→にっこり!を滞りなく済ませ、37を始動させます。先日取り付けたチタン企画御礼”IMSA EVOのフルバケ”が誇らし気です。
この通り、なんとか復活の薄曇り
きっちり暖機をし麦茶入りのクーラーバッグとひかるねこの毛付きイスを37へと仕舞い込みいざ出発。前日の天候もあってか街はまだ静か。当然道は空いてます。ですからアクセルは知らず開け気味となり良い音をまき散らしてバイパス合流。ここからさらにぐっと踏み込みたいところですが、先述のエンジンイオンのこともあるので控えました。 東名に乗り込めば早いのですが、このところ自転車操業が続く自分としては贅沢は出来ません。インターを横目にその先にあるR246交差点を左折。ここから延々と南下が続きます。途中ヤビツ峠入り口の交差点を通過。ここまで家から丁度1時間。「峠に登って宮ヶ瀬方面から家に帰るコースなら4時間ってところか。今度XZ400で走りに来よっと。」と購入以来置きっぱなしのXZでのツーリング計画を練りながら先を急ぎます。
これくらいの薄曇りが旧車乗り(←年寄りの)には優しいですね。
未だ地図を持っていない為(←自転車操業ゆえ)、分かり易い大通りでの走行を余儀無くされているので御殿場より山中湖方面へとR138を右折するんですが、記憶ではその交差点は立体交差だったと。分かり易くてありがたし、と走行するも一向に立体交差が現れません。この時間御殿場市街は濃霧注意報が発令されており、確かに霧が立ち込めてはいましたが、数メートル先が見えない程ではなかった。しかし、いい加減御殿場市街は通り過ぎたと思われ、この先地図もなく目指すは無謀、彷徨うこと必至なのでUターン決定。今度は目を皿のようにしてR138交差点を確認すると原因判明。自分R138が立体交差すると思っていたのですが、実際はR246が立体交差になっているので気付かず通過してしまったようです。バカデスネー。先入観とは恐ろしいものです。 その先入観でエピソードを一つ。アースシェイカーというジャパメタ(←この言い方は嫌いだが)の曲に『流れた赤い血はなぜ!』というのがあるのですが、ずっと『流れた血はなぜ赤い?』と思ってました。この間違いに気付いたのが”ぴあのはみだし”で同じ間違いをしていた人の投稿を読んだからなのですが、だいたいにして様式を重んじるヘビメタの世界で「流れた血はなぜ赤い?」などという馬鹿げた歌があるわきゃないのです。「にわとりと卵はどちらが先か?」なんて歌もありません。バカデスネー。先入観ってのは、というお話でした。 横道に逸れましたがUターンして直ぐにどうやら御殿場界隈最安値のGSがあったのでそこで満タンに。GSに入ったところでタイミング良く信さんより電話。ガレージに向う途中のようですがやはり予報通り北関東の方は良く晴れて「暑いっす!」とのこと。こちらは霧も出てて肌寒いくらいです。エアコンのないクルマにゃ丁度いいけど。信さんの電話で煩悩S本さんや埼玉TE27チームは不参加を決めたことが判明。でも「長野チームが向っていて元教官のM本さん、しょーりんさんがいるので連絡してねー。」と連絡先を教えて下さいました。ほんと信さんって心遣いがすばらしいわ。到着して現地で一人だったらちとキツイものがありんす。けどこれで心の支えが出来ました。 前回走ってお気に入りの東富士五湖道路を使い峠のトンネルを抜けると御殿場側の霧が嘘のような好天。日頃気象庁には苦汁を舐めさせられているが今日ばかりはお見事と言うほかありません。で、山中湖へと到着。
御殿場から山中湖方面を仰ぐ。走行中の写真は東富士五湖道路です。やっぱ曇り。
ここまで来てしまえば富士山を時計方向反対回りでぐるりと走るだけです。いくら方向音痴な自分でもたぶん間違えることもないでしょう。たぶん。その富士山も一つの雲もない状態で雄大な夏富士の姿を見せています。樹海の先に聳える富士山ってのはまさしく霊峰、そう表現するのが相応しい威厳でもって迫ってきます。途中立ち寄ったコンビニでその霊峰富士をバックに37の写真を撮ってみましたが、フレームの中には納まり切らない雄大さにあきれつつ(←逆切れ)、「『まかいの牧場』まであと5分くらいですよ。」との店員さんの言葉を頼りに出発。
富士山もくっきりと。
37とくっきりと。
昔の彼女に逢った気分ッス! 前回までの開催地ドライブインもちやを過ぎ暫く行きゆるい左ブラインドコーナーを抜けると左手駐車場に現れました!『7#&2T-G』車輌の固まりが。ちょっと感動の瞬間でブルッとしちまいました。受付でアンケート用紙を頂き駐車場へと案内される途中、元教官さん、しょーりんさんをはけーん。安堵の気持ち。駐車場も長野チームの3台と同じ列で1台2000GTを挟んで停める事となりこれまた安堵の気持ち。元教官さん、しょーりんさんとは信さん結婚披露パーティー以来の再会。初めてお会いするLBでお越しのO島さん、M沢さんの4名とご挨拶。そして前日の悪天候を乗り越え無事開催&参加出来た事を喜びあったのでした。
無事開催で長野チームと安堵の乾杯!今日はおもいっきり楽しみましょーー!
在庫セールも行われております。
このメーター類、驚きの破格です。タコ足は元チタンさんが物色されてました。なんで?
元教官、M本さんのTE27 TRUENO このホイールかっこよろしいなぁ...
打倒A澤さん仕様(?)のしょーりんさんTE27 LEVIN FUJITSUBOが良い音でした。
しょーりんさんのご近所さんだったO島さん LBはこれが肝でなす。71にも似合う?
LBを覗き込んでて大変な事をはけーん。 LBって220km/hまでメーター刻まれてます。敗北だ...工場長、参りました。
それから遅れる事30分程でA175で参加の元チタンさんがご到着。愛妻と愛娘を伴っての参加もエアコン付きノーマルマフリャーで家族に優しい仕様の賜物か。別エリアに駐車されたA175を見にいくと、「んっ!ホイールが違うじょ。レカロも入っとるし。」いつまで家族に優しい仕様でいられるのでしょう・・・。ブローカー業としてはホイールの出品です。 しかーし、レポート作成中に元チタンさん2T-G復活決定!らんたぼは、ど・・な・・ど・・・・!
もう見せてもいいですよね〜〜。
現在私も風邪気味ですが、当日ご家族が風邪気味という事でなくなく参加を見合わせたA澤さんから電話を頂いたりで少数ながら賑やかにミーティングを楽しんでおります。
今回参加予定の方々が揃い踏みしたところであっしは怪しく7#をねぶりに徘徊しに。 全体はこんな感じ。
うそのように天気も上々!
よりどりみどりちゃん
人気の4灯セダン。渋いよねぇ。ラリー仕様はA澤さんしょーりんさんと勝負! 4灯に変更が流行りのよう。オレンジ2本ラインはレビンらしいっす。 あたいが乗ってた70君を思い出してしまいました。 角目GTもいいじゃないか! こちらは4AG搭載っす。 チンスポもいけてます。37にもポチイ! 前期型の小さいライトも悪くないねぇ。 ベースはトレノかな。やはり4灯に変更されてます。7#系は太いの入りますね。 バンパーレスも雰囲気出ててステキに見えます。あばたもえくぼ。
2T-Gもねぶりました。
セリカもいいんだわさ。これが。
2T-Gミーティングも兼ねてましたが27が少なかったです。その他年代や他車種も少なくて、はやり天候が影響されたのでしょう。来年は晴れて沢山の参加を期待してます。
←クリック! CRキャブです! アイドリングで”シューシュー”とソレックスとは違う音させてました。走行会でチェック!
ダメ工房決定!! 一通り見回って来たところで今回のもう一つの目的であるエンジンイオンの確認作業を”していただく”ことに。元教官であり元ディーラーマンでもあったM本さんにお願いしました。なんとなくじゃらじゃらとチェーンの音が気になっている訳ですが、M本さんによる触診の結果2次チェーンではなく1次チェーン側からの音で、そんなに気にする程でもないけど、パーツが出るうちに手を付けた方がいいですよ。」とのこと(←かなり端折ってます)。
スペシャリスト触診中。
そしてここで何よりも問題になったのはオイル管理のことなのでした。 M本さん「エンジンの素性が分からないから詳しく突っ込めないけど、エンジンオイルはいつ頃どんな物を入れてます?」と質問。 ダメ工房人「正月に日産でお年玉プレゼント券で500円で入れてもらいました。」 M本さん「う〜むっ。」(←絶句・・・かっ。) ここでM本さんよりご指南頂いた内容とは、「古いエンジンは最近のエンジンよりクリアランスが大きいので柔らかいオイルだと直ぐに下に落ちて行ってしまい、肝心な部分がオイル切れ状態になってしまう。自分等は15W-50なんていう固いオイルを入れてますから。(ここでオイルの数字についてご教授頂きました。旧車乗りに関わらずクルマ好きなら知っててあたりまえの必須項目であるはずですが・・・、勉強になりました。)たぶんディーラーで入れたオイルはドラム缶で購入する一番安いエンジンオイルだし最近のクルマ向けに柔らかいものだろうから・・・。柔らかくさらさらのエンジンオイルだと暑くなった夏場には更にその役目を果たさなくなってしまっているから。音が出始めたのはいつ頃から?」まさしく暑くなったこの時期になってからの症状をすらりと言い当ててしまうM本さんが神の手を持つ名医に見えた瞬間でした。TE27を今でも年間1万キロも走行するM本さんは4リッターで1万両を超える高価なエンジンオイルを3ヶ月毎に交換されているとのことで(←高ければ良い物だと言う訳ではないがとも仰ってました。)、正月に500円で入れたエンジンオイルを7月になった今でも入れ続けている自分、しかも挙げ句オイル量を見た事が一度もないという失態振りには、まさに眼から鱗状態で、納得/感心/反省しきりでとても有意義な一日となったのでした。このことを学習出来ただけでも荒天の予報を押して参加した甲斐があったというものです。
せっかくだから牧場側にも遊びに行きました。(←ほんとはトイレ拝借が理由) 危険なので地下道より向います。
ミーティング解散の午後2時前に主催者バスターズの方から集合のかけ声があり、全体報告&集合写真があって帰路の安全運転をお願いして解散となりました。全体報告で驚いたのが今回の第7回7#ミーティング(&2T-Gミ)の参加車輌がなんと77台!とのこと。7並びでパチスロ好きでなくとも何かご利益を期待しない訳にはいきません。 解散となり1台また1台とまかいの牧場をあとにしていきますが、先ほどの安全運転のお願いもどこへやら、駐車場を出て本線へと合流した各車2T-Gの咆哮といったら格別なものがあります。が、これってただ見せ場だってんでアクセル開けてるんじゃなくって、本線走行車輌が結構な速度で走っているものだから自然加速しての合流を余儀無くされてるだけなのかもと、自分がその立場になった時に感じました。
あなたのこころです。 主催者バスターズの皆さんも帰路に着かれ解散から1時間30分が経過したので名残惜しいですが我々も解散となりました。バスターズの皆さんは帰られるクルマ1台1台に「お疲れ様でした!」と声をかけていらして、クラリスの横に立つおじいさんのセリフ「なんと気持ちの良い連中じゃないか。」と思わず言いたくなってしまった私でした。
記念写真!
長野で逢おう!
横浜で逢う?
これ、元教官さんのもう一つの愛機です。 銀塩の一眼レフ。ASAHI PENTAXってのが泣かせます。好きなんです、僕。 参加してよかったなぁ〜
たぬきさん、すまん! 往路と同じコースを辿って帰ろうと考えていましたが、M本さんより「河口湖〜山中湖間がどうしようもなく渋滞するし大回りだから、この道を通って帰ったら絶対に早いよ。」とアドバイスを頂いたので、それに従って家路を目指す事にしましたが、実を言いますとちょっとだけ違う道を走ってしまったのです。教えて頂いた道は上井出ICより県道を走ってR469にぶつかったら後は左折左折で御殿場だよ、といったコースだったのですが、県道走行中の小さな交差点に”左折富士サファリパーク”と小さな看板があったので、まだR469にぶつかる手前だったにも関わらず左折したんです。しかしその道はどんどん登って行きかなりな急勾配。標識には新五合目とあり、騙されたかとかな〜り心配になってきてやはり国道にぶつかるまで進んだ方が良かったのでは・・・、どこでUターンしようかキッカケをと考えたその時、”右折サファリパーク”の看板が。ジーザス・クライスト!嘘ではなかったのね。
林間霧コース
道が間違っていなかったことからくる安心感からか、その走り易い道路のせいか、はたまたエンジンを触診頂いた安堵感からかかなりアクセル踏み込み状態です。高速のままコーナーに突入すると左フロントから”がっがっー”とタイヤが擦る音が聞こえます。家に着いたら車高調整しなきゃなどと考えていましたが結構やばい状態だったかもしれません。工場長のRA25はそれが理由で板金屋入院となってしまったらしいのですから。 それと飛ばせますが動物飛び出しだけは要注意です。山間部・林間部ですからうさぎはもちろんですが鹿なんかいるかも知れませんし。もし飛び出した動物を殺めてしまった場合はそのままにせずきちっと葬ってやって欲しいと思います。端に寄せてあげるだけでも。せめてもの償いです。自分の37には葬りセットが車載されていますが、行く道でねこが轢かれているのをそのままにしていくのが可哀想で積んでいるのですが、先日フルバケ取り付け作業の帰り道の拝島橋手前で道路の真ん中で轢かれている”たぬきさん”をはけーん。「うーん、可哀想に・・・。しかしクルマが停めづらい・・・、たぬきは管轄外か・・・」などと葛藤の末、そのまま通り過ぎてしまったのでしたが、その後ずっと後悔の念が...。まだまだ弱い自分が情けないっす。 動物愛護精神の話は置いておいて、この道って結果、大正解だったのです。この道もその先で国道に合流するのですが、その国道は混んではいないけどそれなりに交通量もありガンガン飛ばす訳にはいかないのですが、自分が走ったこの道はうっすらと霧が出ていたにも関わらずほとんど100km/hの世界。前を走るクルマもなけりゃ対向するクルマもほとんどなし。道幅も広くてあっと言う間に御殿場到着でした。行きにこの道を知っていたら早かったし、なによりも御殿場を5kmも通り過ぎてた自分、戻る必要がなかったんです。来年はこの道使って行きも帰りも楽ちんちんだ。
ジェット交換中。工房のふり。
チタン企画様より貸与されたジェット類でセッティングです。感謝。左チタンさまの豊富なジェット類に比べて貧弱な工房ジェット類(右)。メイン165、エア210、パイロット57.5で今の所いい感じに思えてます。
しかし下界に降りてくると暑いことこのうえないですな。まかいの牧場もそれなりに暑くて麦茶も進んだ訳ですが、クルマに乗り込み走行すればそこは高原の清清しさ、なんとも気持ちEものだったのですが、御殿場より走行のR246ときたら、走ったって気持ち良くなる前に信号で停止だし、停まれば照り返しも加わり蒸し風呂だしで汗のひく時間なんてありゃしまへん。唯一の救いは御殿場まで大幅に所用時間をカット出来たお陰で本格的な渋滞が始まる前に厚木〜大和間を通過出来たことでしょうか。予定より早く横浜に到着出来、ジムがまだオープンしていたので、たっぷりとかいた汗を流すべくお風呂だけ利用しに。久しぶりにサウナも堪能し車内とは違った気持ち良い汗を流し、もちろん失われた水分は帰り道の酒屋で調達。アイロンは昨日全てかけておいたので水分補給をしながら夏の夜長を楽しむ余裕があり今日という一日を神に感謝しつつ、更に水分補給は続くのでした。
あとは水分補給あるのみ!
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