第一幕の始まり始まり
ラリーストのA澤さん情報で『ラリージャパン初参加となる三菱自動車のプレイベントが横浜新港埠頭で行われます』とのこと。「お近くの方、一緒にどうですか？」とのお誘いにホイホイと乗り、他の方の参加はなかったのですが行って参りました。
前日までのメールで「昼からスタートなので適当に切り上げて野毛の焼き鳥屋で一杯やりましょう！」とあり、どちらかと言えば焼き鳥屋がメインになりそうな雰囲気で当日を迎えました。
飲んだ後じゃトレーニングは出来ないと、久しぶりに朝からジムへ。でも待ち合わせの時間までに普段のメニューをこなす事は出来ないので、いくつかピックアップしたものを集中的にこなして退散。休みの朝一のジムにゃじーさんばーさんしかおらず、早朝のせいではないパワー不足を感じつつの退散でした。若さって素晴らしい！(←変態の領域)
待ち合わせの場所は
いつでも探しているよ どっかに君の姿を
交差点でも 夢の中でも
こんなとこにいるはずもないのに
もしも願いが叶うなら 今直ぐ君の元へぇ〜
のJR桜木町駅です。(歌詞だいぶインチキ)
その駅までは愛車『ビーチクルーザー(BC)』で向かいます。車庫をXJ達に奪われ外に追い出されたBCはすっかりサビサビで、かつての輝きはどこへやら。人間と一緒ですな。桜木町まではほぼ平坦な道ですが最後の一踏ん張りと熱波を送り出す強烈な日射しに汗だくです。こりゃキツイ一日になりそうだ。
横浜はええとこや。  他には住みたくないですたい。
予定時刻よりも30分も早く到着してしまった(←前夜は興奮して寝つけなかったか！)A澤さんと合流。まずは昼飯の買い出しにワールドポーターズへと向かいます。ここは酒もたくさん売ってて天気の良い休日に臨港パークで飲んだくれるのには便利なところです。そのワールドポーターズへは汽車道(きしゃみち)ってのを歩きますが、もうこりゃ完全にデートコースです。周りは仲良く手を繋いで歩くカップルばかり。羨ましいこと．．．。
ビールと昼ご飯用のパンを購入。BCはここの駐輪場へ置き歩きで会場へと向かいます。歩道橋の上から三菱カラーの赤い幟が見えあそこが会場だと分かります。入口に到着するもまだ開場になっておらず結構な列が出来ています。最後尾に並び「とりあえずやっときますか！」とビールをプシュッと開缶。んー、快感！ぬるいがうまい！辺りを見回しますがこんなところで飲んでるのは当然あたちらだけです。あーでもこの堕落感がたまんないっす！
会場が見えてまいりました。 
 昼間っから酒のんで．．．楽しいー！
 僕はENKEIが好きです。ステージアもENKEIだし。
遠州(沿州？)軽金属＝ENKEI。教えて頂きました。ヤ○オクで14inch,ENKEI、狙ってます。(←無駄遣い)
ほどなく開場となり入口付近の現行車はすっ飛ばし、まずは歴代ラリーカーだと展示ブースへと急ぎます。本日は4台展示されてます。いつぞやのイベントではこれにVR-4が加わっていたそうです(A澤さん談)。僕が一番馴染みがあるのがやはりランタボですね。それ以前のはよく分からないしスタリオンのラリー車があったのは知らなかったですから。VR-4は憶えがあるので見たかったなぁ。とは言えどれもかっちょええでし。僕はフォーミュラ−カーよりは箱型のレースが好きなので、F1とか見るよりも興奮します。かつてのJTCCなんかもかっこよかったですよね。べたべたのエクシブとか渋かったよなぁ。
 ひっくり返ったりひっくり返したりで大変な状態。
で覗くと「こんな補強が入ってるんだね。」と。(←自分分かりません、スイマセン。)
ここA澤さんの頭です。(笑) →
 
 さわりだけ。あとでじっくりと。
とまぁ軽い興奮状態の私の横でA澤さんはてんかん症状でも起こしそうな勢いの興奮状態で、屈んで覗き込んだり近寄って舐め回したりと大変なものです。私一人で見てると見過ごしてしまいそうな細かい部分も秋澤さんが丁寧に補足・説明してくださるので、より一層感慨深気に見ることが出来たのでした。感謝！
だいぶ旧車ブースが混雑してきたので退散。
 
現車もねぶっときました。時代でデフも違うもんです。(4駆だからか？)
 
ベタベタでかっこよろしいですね。でも名古屋産RA25の勝ちか．．．。
 
初めてこんなん撮っちゃいました。どのこががお好み？
 
ジジと奴田さんです。ジジってばシューマッハーに似てますねぇ。
WRカー等でデモランがあるのでそれに備えます。本日参加されたドライバーはWRCで活躍中のハリ・ロバンペラ選手、ジャンルイジ・ガリ選手(ジジ)、国内トップの奴田原選手と田口選手の4名です。デモランに登場する車輌は三菱ランサーWRC04、ランサーエボリューション・グループN仕様、それと市販車のエボ、発表直前のエボワゴンです。
みんな早い時間から陣取っているので既に最前列は確保出来ませんでした。なるべく人の厚みの薄い所を選び観戦に備えます。三菱自動車社長、ラリーアート社長、ディーラーメカニックさんの決意表明などありいよいよデモラン開始です！
 セレモニー＝決意表明。いろんな意味で頑張って。
いろんな意味ってのは、この度の不祥事って上層部だけのことであってディーラーさんには関係ない話なんだろうけど、そのあおりを喰って休日だってのにショールームは閑散としてますよねぇ。でもこれって営業さんの努力不足も相当ありそうですよ。と言うのも、弟は三菱関係に努めてるのでクルマもレグナムですが、普通車検が近いと購入した店鋪や、そうでなくてもちょっと立ち寄ったお店から車検の案内(ダイレクトメール)や営業さんの来訪などあったりすると思いますが、弟の家にはその手のものが一切無く、クルマに無頓着な一家は半年も車検が切れた状態で乗り回していたそうです。これって普通有り得ないですよねぇ。まぁディーラーだけじゃなく弟一家にも責任はありますが．．．それにしても．．．。
これがプロの走りっす！
トップはハリ・ロバンペラ選手。Mr.グラベルだそうです。駆るのは三菱ランサーWRC04。白煙をあげてスタートしましたが音はそれほど爆音ではないです。秋澤さんに聞くとレギュレーションで抑えられてるんだそうです。それでも音なんか関係ないくらいの迫力のドライビング！4ドリ！もうもうと白煙を4輪からあげてます。
二番手はジャンルイジ・ガリ選手(ジジ)。なんでジジて愛称なのかはこちら→ ジャンルイジなんだそうです。こちらも激しいドライビング。奴田原選手と田口選手もトップドライバーらしい見応えのある走りを見せてくれました。
 とりゃーー
うりゃーー！ きえいっ！
ひでぶっ！きゃおーっ！ 
発表前のエボワゴンでもこの走り！ステージアもうかうかしてられんって！
デモランの後の握手＆サイン会は長蛇の列です。私は並ばずにそんな皆さんの熱狂振りを写真に納めて歩いてましたが、もちろんA澤さんは奴田原選手とジジにサインをもらってご満悦の表情でした。
既に奴田さんからサインをもらって御満悦 
 クリック！
デモラン後のタイヤ、大変な事になってます
 
暑い中、もう一回デモランがあるっていうのに実にファンサービス旺盛です。応援したくなります。
最後に歴代ラリー車のブースを再度訪れるととっても空いていてバックに人影のない写真が撮影出来ました。
何も言いません。御堪能あれ！
会場外の一般車も結構楽しめます。だから楽しんじゃいます。
 一時元チタンさんがいっときましたね〜
 
エボ軍団。エボ・エバ・イブ・イガ・・・
 
 BC初登場！逆光で錆び見えず
第二幕の始まり始まり
会場を後にし目指すは野毛の焼き鳥屋です。ここでも怪しい店でなければダメという縛りがあり、有名チェーン店などは目もくれず素通りです。JRAビルの向かい辺りの怪しい裏路地を散策。へぇ〜、こんなところにソープランドなんてあたのか。メモメモ！(←なんでや！) といった相当怪しい路地には何軒も馬券を購入しに来たお客さん目当てのお店がいくつも開店しています。そんな中から一軒をチョイス。店内に入りますと大型の液晶TVで競馬中継を延々と流しており、野毛の怪しさ充満。
 怪しい路地裏。でもいい感じ。
怪し過ぎないところで妥協しました。 
まずは生中でぐっと喉の渇きを潤す訳ですが、あの炎天下のせいで”ぐっ”とが”ぐっ、ぐぐびっ、ごきゅ”とたちまちジョッキは空っぽ。すかさずお代りを注文したところで併せて焼き鳥も注文。塩で頼みましたが食してみるとどうしてどうして中々のお味です。競馬ファンってのは結構舌が肥えてたりして味に五月蝿いのかも知れません。
 超冷えてて一気飲み。旨かった〜。
 
どれも旨かったっす。味噌仕込みのもつ煮込みが最高！
 
一通り落ち着いたのでお次はサワーで乾杯。なんてたって300円ですから。競馬ファンは味だけでなくお財布にも五月蝿い訳で、こういった街には安くて美味しいお店が意外と多いのかも知れませんね。
などと感心しながら安さにおぼれ数杯をお代りした訳ですが、飲んだ割にはちと酔いが浅い気がしたので次のお代りの時に「ちょっと濃いめでお願いしまーす！」と頼んだところ出て来たサワーの濃いこと濃いこと。たぶんグラス(大)の半分以上は焼酎と思われます。先程までぐいぐいと飲んでた二人ですが、急にピッチが落ちちびちび啜るような飲み方になってしまったのは言う迄もありません。あんなものぐいぐい行った日には、FISCOリニューアルの山中湖泊まりの誰かさんの様になってしまうだ。まぁ今日は横浜で飲んでるし明日は休みだし別に構わないっちゃ構わないのですが．．．、A澤さんに迷惑かけてはいけないので自粛。
しかーし、その自粛が出来なかった人が我々の背後にいたんです。私たちより後から4名程のおじさんおばさん(60代と思われる)が入って来て飲んでたんですが、気が付くとそのテーブルにはおばさん一人がつっぷしており、後の3名は姿なし。どうやら置いてけぼりをくらったようです。何があったのかは知りませんがおばさんが一人で酔って気持ち悪そうにしている姿は、なんだか哀れなような気がしてしまいましたが、世の中には優しい方がいるものなんですね。カウンターで一人飲んでいたおじさんが「どうしたい、大丈夫かい？」などと声をかけてテーブルに着くと、その後知らないうちにおばさんと消えてました。こういうのを俗に『お持ち帰り』というんですよね。なんて言うか”いくつになっても男ってやつは”って感じでしょうか。
濃い〜いのが出てからはすっかりペースが落ち、しかし確実に酔いは廻り気が付けば時間は9:00PM。あら大変。私はいいですがA澤さんはこれから東海道線に揺られての帰宅なのでお勘定を済ませます。
駅までお見送りし(←すっかりデート状態)、BCにまたがり家路をペダルを漕いでいると小腹が減っていることに気付き、こうなりゃ飲んだ時の定番『ラーメン』しかないです。一番太るパターンですが今朝ジムにも行ったし明日も行くし大丈夫と算段。途中にある家系ラーメン『光家』で並ラーメン(←ちょっとだけ心配なので)を注文。ここの味は普通の家系とはちょっと違った味わいで(理由は不明)たまに食べたくなるんですよね。それに殻付のゆで卵がサービスで出て来る所がまた嬉しいじゃないですか。僕の決まった頼み方「麺軟らかめ、油少なめ」で堪能したあとちゃりちゃりとペダルを漕いで5分後家到着。
横浜住んでりゃラーメンは家系で決め！ 
べたべただったので速攻シャワーを浴びましたが、鏡に映る自分は首から上が真っ赤っかです。特に鎖骨から襟足にかけて赤い輪っかでもかけてるんじゃなかろうかといった状態で、ヒリヒリです。
そんなヒリヒリついでに冷蔵庫から1本出し、プシュッと開缶。「うめ〜」と快感。酔っ払いは寝るだー！
※ 最後になりましたがカテゴリー違反てのは37が出て来ないって事です。決して三菱がなんか(また)やらかした訳ではありません。
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