ニイナナ ＞ サンナナ
2005TMSF(トヨタ・モーター・スポーツ・フェスティバル)がリニューアルした富士スピードウェイで行われ、その会場クラブエリアにCLUB TE27が参加・集合するとのこと。それじゃあとロバート氏の計らいにより、再び前泊で山中湖に集結することになったのですが、集結するのはTE27な訳でTE37ではないのですが、4/10のリニューアル・フェス前泊でお会いしているCLUB TE27埼玉支部の面々が主だった面子だったこともあり、前回ご迷惑をおかけしてしまったお詫びも兼ねて早々に参加表明した次第。
しかーし、結局ニイナナ以外のお泊り参加はなく、当日はクラブエリアに駐車する皆様とは別に駐車場を確保せなアカンとロバート氏より忠告頂き、FISCO HPより入場券・駐車券を電子購入。
しかーし、クラブエリアに若干の余裕があったのか我がサンナナもクラブエリア内駐車の許可を頂き、寂しがり屋の私としては大変に嬉しい運びとなったのでした。
しかーし、前売購入してしまった駐車券が宙に浮いてしまい、このところ持病の金欠病が悪化していることもあり(←やはり某オークションへの復活がイタイ。)、工房掲示板にて「誰か買ってー！」と書き込みするも願い届かず、お泊り当日の朝を迎えたのでした。
3:30PMに『道志道の駅』集合だったので、午前中に保護猫の”ひめたん(現：お姫ちゃん)”を病院連れて行ってから出発したのですが、結構混んでいて診察が終わるまでにかなりの時間を要してしまった。これですっかり出遅れてしまい自宅を出発したのが1:40PM。これはかなり厳しい。この後通る保土ヶ谷BPが渋滞していたら完全にOUT！
 もたもた写真など撮ってる場合じゃなし
しかーし、普段の土曜日ならがっつり渋滞していて当たり前なのに、この日は意外にもガラガラ。ラッキー！とばかりに踏み込んでBPをやり過ごしたのですが、その途中に
「あっ！上着持って来るの忘れたー！！」
と気付き、11月の富士の裾野の気温を考えると
「死んだかも…」
とくら〜いくら〜いスタートになってしまい、昨年の走行会当日のような異常気象を期待しつつR413合流までの大和〜厚木間R246の渋滞に溶け込んでいたのでした。
 
ようやくR413に入り込んだものの渋滞に溶け込みすぎて予定の3:30PMにまだ三ケ木に到達出来ず。仕舞いにはロバート氏より「埼玉チーム到着しますた。」と電話が入ってしまい、「まだR412に入ってないんで4:00PM過ぎたら行っちゃっていいですぅ。」と汚名挽回のはずが又しても埼玉チームの方々に迷惑をかけてしまう結果に。ほんとにイケテナイヤツです。
R412を爆走するも途中から現れるくねくねの峠道で必要以上に遅く走る軽四駆やでかいワンボックス車に行く手を阻まれ、まるっきり速度上がらず。抜かしたくてもブラインドコーナーで抜かすほど私は愚かではなく、で結局抜かす術無く『道志道の駅』に到着したのが待ち合わせ予定時刻を50分も過ぎた4:20PM。「4時過ぎたら行っちゃってくださ〜い」と言ってあったけど、一応ねんのためねねんのためと奥の第三駐車場へ入って行くとボンネットを開けた怪しい集団をはけん。こんなとこでボンネット開けてるのはあの人達しかいません。こんなとこでオレンジ色が集結しているのもあの人達しかいません。そうです、待っていて下さったのでした。ありがたや。
壮観！！ 
ここで集合したのはロバート氏、O竹氏＋ジュニア×2、ミスター錦糸町、初めてお会いする鈴K氏の6名。又してもお詫びする事になってしまったのですが、お詫びしつつこの怪しい風景を撮影するのは忘れませんでした。(全車ボンネットが開いてるところは撮れませんでした。残念！)
 ミスターのニイナナ
 S木氏のニイナナ
 ロバート氏の煩悩号
 O竹氏のニイナナ
道志道の駅 すっかり待ち疲れの皆様 
ぼんくらの登場で早速出発です。目の前を4台のニイナナが走る姿は迫力満点。どのニイナナもそれぞれ違うエクゾーストを奏でてますが、その中で一際甲高い音をさせているのが先頭のロバート氏のニイナナ。ハヤシタコ＋丸いフジツボから吐き出されるそのエクゾーストは超軽く吹け上がり官能の世界へと誘います。その辺りを聞くと「3速クロスが入ってるからかなぁ？」などととぼけてらっしゃいますが、きっとエンジンの中身も煩悩の塊だからなのでしょう。
 物凄い絵ですよね 感動！
 湖畔の富士の眺めはもっと奇麗でした
今宵の暴走は始まった
山中湖畔を走る道の景色といったら最高でした。天気が良く澄んだ空気の中、目の前には雄大な富士の夕景が広がります。進む道々のベストビューポイントには必ずと言っていいほどカメラマンが立っています。僕もこの風景をカメラに納めたかったのですが、そういった場所に限ってクルマの流れが良く、とうとう撮影出来ないまま宿に到着してしまいました。
宿へは左折して入り込むのでしたが、私の何台か前で右折入場してくるニイナナがいまして、なんと遅れて埼玉を出発された『花冠電光show』のK原さんご一行じゃないですか！ご一行というのは言うまでもなく”おねいちいねいぷちねいわたいの4姉妹”を伴っての参加です。狭いと言えども広いこの日本でピタリと到着が同じになるなんて、ぼんくらが遅れたせいでちょっと劇的な宿到着となり、お陰でテンションの高まった状態で誰かの遅刻の記憶は遠ざかったような…ような…。スイマセンデシタ。夜の食事＆宴会までの間、この劇的な偶然を日頃のニイナナ談義へと展開し早くも盛り上がるのでしたが、その周りを4姉妹＆ツーブラザーズがちょこまか走り回っており、なんともアットホームな雰囲気なのでした。
 
お待たせの夕食は、”地鶏の水炊き”と毎度毎度の豪勢なもの。前回酔っ払ってしまったのは飲み過ぎには違いないが、飲む前の下拵えが足りなかったが為と判断していたので、ここはしっかり胃に納めておいてとばかりに食べまくりました。それでも量が多く食べ切れずに大量に残してしまったのは、宿の方には申し訳ないことを致しました。
いつもの宴会場所にいつもの豪勢なお食事！ 
どーよ、この舟盛り！ 
 
 どれもこれも たまらん！
場所を2階に移し更に宴は盛り上がるのでしたが、その宴の中心に君臨するのは”ミスター錦糸町”ことK島さんです。もちろんTE27に関する回顧録がその話題の中枢にあるのですが、そこは”ミスター”と呼ばれるだけあり、お酒にまつわる武勇伝が最高に可笑しく盛り上がったのです。
しかーし、そのK島さんったらその日の記憶は1階の宴会途中で終了しているらしく、あれだけ座の中心で話題を振りまいていたのは、じゃあ一体誰だったのか！と”ミスター”の称号の片鱗を垣間見れて、明日のイベント見ずして既に目的は達成されていた、みたいな感慨を感じ、今回の泊まりに参加出来て良かったと思うレポート・アップなのでした。
 ミスター この時すでに記憶無し
そして  ガクッ
すっきり翌朝 ぼくの食事はお子様用 ハム太郎のふりかけ付き だから焼き魚無し
 
 
 
 K原さんはお子様と川の観察中
ほんとの暴走
リニューアル泊まりの教訓を活かし、二日酔いのない清清しい朝を迎えられ(少々眠いが･･･)、朝からご飯3杯のお替りを平らげてスピードウェイを目指します。スピードウェイまでの峠道では私の前を6台のTE27が爆走していますが、そのうちの2台はお子様を乗せての走行で、「有り得ねぇ〜！」と13inch 70セダンタイヤのせいで何時吹っ飛ぶかビクビク運転していた私とは、遥かに”気合”も”年季”も違うことを感じさせられました。それにしてもまったく肝の据わったお子様達だこと。感服！
 最後尾で良い眺めっす
クルマ？ホイール？ 『邪道』命名！
そんなお子様たちに感心しながら富士スピードウェイに到着。料金所はまだ然程の渋滞も無くするりと通過。皆様と離れ離れにならずにクラブエリアへ向かって進むと、既に到着組のTE27が多数出現(それでも半数！)。先行の6台と合わせ目の前に現れたTE27の集団に圧倒されてしまい、いざ駐車しようにもその隊列を崩してしまうのには流石に躊躇してしまい、ロバート氏に
「サンナナは何処に停めればいいでしょうか？」
と聞くも
「あぁー、”そんなの”は山の裏！山の裏！」
と遥か遠くの山を指差され、挙句の果てにロバート氏のヤフー・ブリーフケース内の写真には『 jado 』と命名される始末。あー早く来てー、工〜場〜長！
とは言え、他の優しい皆様に支えられ疎外感も感じずにjadoはネタ拾いに精を出しておりました。
 クラブエリアにずら〜り整列
誰ですか！ 
 邪魔！だって言うのは！
四の五の言わずみんなのニイナナをとくとご覧あれ しかしみんな太いっす！
※ ロバート氏の煩悩号撮影漏れ 失礼
 『邪道』
 後家殺し！
後家殺しの中身（その１） 
後家殺しの中身（その２） 
 
皆様のニイナナもいろいろ手が込んでていいですねぇ。さりげなく11,000rpmのタコだったり、高度計が付いてたり( FISCOは500mくらいか)。
 
私もしたかったナビもお揃いのフルバケ！かっこいいっす。リア・スポイラーが似合ってます。たしかサンナナで付けてる人がいましたが、あれもかっこ良かった。
間違っちゃいます
上着を忘れてどうなることかと心配した寒さも、絶好の好天に恵まれたお陰で陽が差していればポカポカと暖かな日和により死ぬ事は無さそうで一安心。なので、せっせせっせとネタを拾っていると、なんだか一際ペタペタの車輌が2台、CLUB TE27エリアへと向かって参りました。待ちかねた工場長御一行様の到着です。それにしても低いですねぇ〜。ご本人も「”旧車会”と勘違いされてまうわぁ。」と認識されておられますが、なんとも族チックです。工場長と言えば13inch/60の会会員ですが、本日はと言えば、浜松のO氏のレストア日記でもお馴染みのO田さんもついつい笑ってしまった”変なサイズ”のタイヤ(14inch)を履いての参加です。クルマ＆パーツに詳しい皆様のことですから、直ぐにこのタイヤの”相当な変さ”に視線は集り話題となっておりました。工場長ご満悦！しかし、この変なサイズのタイヤですが、実際に高速を走ってみると「ぴたっ！とへばり付く」感じで、「固めた脚にはそれに見合ったタイヤが必要と再認識、13inchはイベント用と割り切る。」との感想でその実力たるや”大変”なものなのです。
 言わずと知れた工場長のRA25
 菱形グリルのトレノ 酒 I さん
 変なサイズで笑！
 
このミラーはセリカじゃなきゃ似合わないでしょうね〜。ん〜、工場長だから似合ってるって？そーかも！。トレノはデフ下マフラーで排気効率が良さそうです。でも出て来るのは毒ガスですので後ろは要注意！
クラブエリアには多彩な車種のクラブが集結（旧車はニイナナのみでちょっと寂しいぞ）。
 クルマ好きはどこでもバカですねぇ。
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