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2005.11.27/
走って壊れてって、去年と同じやん!
 BUSTERS走行会

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こんなことだから・・・
 ついにバスターズ走行会当日がやって参りました。一時は「クラッチ&ミッション系にトラブル発生!かっ?」と参加が危ぶまれたのですが、タコ足ナットの脱落音&リバース・プル式健忘症と判明し、全てのトラブルの元凶は、日頃のメンテ不足(もとい、皆無。)とアルミ缶飲料による認知症の進行した自分自身だったのです。お騒がせした皆様、申し訳ありませんでした。(って、またまたお騒がせしてしまいますが・・・。)
 大騒ぎしたのが申込・入金後だった為、「オートマのステージアで走るしかないんかなぁ〜・・・」と落胆の度合いは大きかったのですが、その分無事サンナナで参加出来る事が確定した後の気合いの大きさはそれ以上で、『ところざわイベント』で隊長よりレーシング・スリックを毟り取るは、TRDショックに交換するはで万全の態勢で当日を迎えるはずだったのですが、前日に急遽閃いた

「そういえばレーシング・スリックって右ズレのダンディーに影響ないんかしらん?」

とのすっとぼけで、一応ねんのためねねんのためと履かせてみれば、下がった車高と右ズレのダンディーにより、がっつりタイヤハウスと当たってて、「星君、こりゃクルマ動かんですたいっ。」と判明し、左門豊作兄弟姉妹が僕の肩で「バーカ、バーカ」と囃し立てるのが聞こえたのでした。ガックリ。
 しかーし折角のレーシング・スリック、履かせたいというのが親心(?)。フロントだけでも履かせようかと思えど、前後のバランスを考えたらどーなんだろうとも考え、分からない事は聞くべしとチタン企画様に電話すると、

「サンナナはリアが喰わないから、逆にリアだけでもレーシング・スリック履かせたいんだけどね〜。」

との回答。ええーいっ、こうなりゃ自棄のやんぱち(←死語。)、フロント=レーシング・スリック、リア=ノーマルタイヤでやったろうじゃないのー!

 ということで前日は、13inch スピードスターから15inch プレセディオへと前後履きかえ、チタン企画様より頂いたメインジェット170へ交換、そしてその交換の際に165を一つ無くした為(シャシーの穴に落ち取れず!←あほ。)、マツオカまで購入(165 1個、ついでに175 4個)に出掛け、また、保護猫”ひめたん”の本格的里親探しの為のポスターを動物病院まで貼りに行く、というなんとも慌ただしい一日なのでした。

やって来ました走行会当日
 昨年は季節外れの台風により開催さえ危ぶまれたのですが、今年は一週間ずっと晴の予報のまま当日を迎えられ、どうやら走行会には打って付けの日和のよう。安心して早めに床に就き、昨年のような大失態を仕出かさない様にしたのでした。
 その甲斐あってタイマー通りに起床。食す→催す→すっきり→にっこりの一連の行動も滞りなく行い、チタン企画様との待ち合わせ場所”東名海老名SA”に向けて5:00AM出発進行!

 

 
早朝より叩き起こされ、しかしお留守番で不機嫌な”ひかるねこ”(黒伎は雲隠れ)。姫たん(現:お姫ちゃん)もすっかり慣れておくつろぎの様子。

 今年はシャッターも無事開き出発進行

 待ち合わせ予定時刻6:00AMに少し早い5:45AMに到着。トイレで用を足し戻って来るとSA入り口よりこちらに向かう黄色の車輌はけん。チタン企画様です。分かり易い目標をメールしておいたので、迷わず隣へ駐車。
 チタン企画様、車輌を降りるとご挨拶もそこそこにボンネットを開けてなにやら始りました。なんと首都高走行中に右側ボンピンが逝かれてボンネットが浮いてしまい、テーピングで補修しての走行だったそう。なんとも波乱含みのスタートとなりました。くわばらくわばら。

 

 
自宅出発時よりお揃いの小田○ツナギで戦闘モード。しかーし、ボンピン不良にて暗雲立ち篭める早朝の海老名SA。

 朝焼けの東名高速をエンジンの調子を確かめるように程好い速度で進み、御殿場ICで降りて直ぐのGSで給油。前日に満タン給油しておいたのですが、全開走行でかなりのガソリンを消費するだろうからと一応の給油です。

 痴人撮影にて運転に支障なし

 47はリアに3本入っちゃいます
 後ろで見てるのはカプチーノのオーナーさん。2台でつるんでましたが、どこかでミーティングでもあったのかな?

 ここから私が先頭を走ったのですが、富士スピードウェイ左折の看板が分からず、でも富士霊園の看板はあったよなぁ〜と暢気にどんどん進んでいましたが、つい先日TMSFで逆方向を走った時には通過した記憶の無いトンネルやらが現れ、流石にこれは行き過ぎと判断、路肩に停めてチタン企画様へその旨告げると、どうやらチタン企画様も間違いに気付いて無い様子。しかし渡された地図を見れば明らかに行き過ぎておりUターン決定。先程給油した分全てではないにせよ、余計な燃料を使ってしまいました。スイマセン。
 今度は間違うことなくR246を右折、スピードウェイを目指します。東ゲートより入場との通知だったのでそちらを目指し、ドリフト族の車輌と共に入場待ちの列に並び、「昨年は入場料などなくショートコースに行けたのになぁ〜。」などとケチくさい回顧録のまま1000円を払ってゲートを進もうとすると「2000円です!」のお姉さんの声。どうやら助手席の人間も払うらしい。本日カメラマンとして痴人を伴っての走行会参加だったので、渋々”私が”2000円を支払いショートコースへと到着です。

やったるでー!と気合いの空回り
 受付を済ませた後は、昨年参加して要領を得ていたので走行準備に取り掛かります。車載物は全て降ろし、燈火類にはテーピング、そして”フロントのみ”タイヤ交換。ゼッケンを貼付た後は、今回計測器を申し込んだのでそれの貼付です。初めフロントナンバーに貼付たのですが、その後の説明でリアの方がクラッシュなどあった時に計測器にダメージが少ないとのことでリアへと貼り替えました。計測器って5万ナンボもするんだそうで、なるほどと思ってしまいました。
 申込は初心者クラスで申し込んだので、本来ならAクラスとして一番最初のスタートになるのですが、諸事情によりBクラスが初心者クラスとなったため、第一回出走まで時間的に余裕があったのは、楽で良かったですねぇ。



 
 購入後大活躍のフロアジャッキ

 
出走前にシートベルトを合わせます(普段はただの飾りですんで)。バイク用のグローブでいざ出陣!

 意気揚々と先頭切ってのコースイン

 などと思っているとBクラス出走準備のアナウンスが流れたので、さっさと乗り込み車輌を進ませると、なんと自分が一番先頭でのコースインになってしまいました。後続には歴戦の皆様が控えており、先程までの余裕の心持はこの時既にブチ飛んでおり、ペースカー先導の1週が終わりピットロードへと掃けて行ったので、一番前をのろのろ走ったんじゃご迷惑だろうと2速全開から3速シフトアップ、もうだめーって所で2速減速、1コーナー進入!! おりゃーっと左にステアを切れば、はいっ、見事にスピンしました。この時は直ぐ後ろに沢山走っていたので、ちょっと怖かったですねぇ〜。(たぶん真後ろの方のほうが余程怖かったでしょうけど・・・)
 なんとか立て直し周回を重ねていると1コーナーを曲がらずに進んだコース外れの方で黄色の車輌が止まっています。車外へ出てフロントをいじってるので、懸念のボンピン外れのせいでしょうか?心配です。(←人の心配する資格無し!)
 で、あっと言う間に15分間は終わり、ピットロードよりコースアウト。今年はエンジンが止まる事もなく元の場所へ駐車出来たのがチョット嬉しかったりしてたのですが、見知らぬ方が私の方へと駆け寄り、

「18番さん、ストレートでかなり青白い煙吐きながら走ってるけど、オイル上がりなんじゃないのー?ちゃんとオイル入ってる?」

とつい今しがたまでの安堵は何処かへ吹き飛び、この後走ってていいんかー?今年はエンジン本体が壊れてしまうんかー?とビビリモード全開となってしまったのです。

 こんなビビリモードを癒してくれるのはこの場所にはチタン企画様しかいないのですが、当のチタン企画様、そんな阿呆たれの事など構ってられる状況ではなかったのです。ボンピン外れで止まっていたのかと思っていたら、なんとアクセル・リンケージの溶接部が取れてしまっていたのです。これではクルマが走らせられません。どうしたものかと思案の末、バスターズの顔見知りの方々に聞いてみると、どなたかがK型のリンケージ付きのマニを持っていらして、そこからドナーを頂く事が出来たのです。普通、こんな場所にあろうはずもない物があるって、皆様の準備の良さというのか、もしもの時の備えの素晴らしさに感嘆の声さえ出そうでした。
 それに引き換え自分ときたら、「オイル減ってない?」と聞かれてもオイルは持って来てないし(持って来ようとして忘れました・・・。)。まるでダメオ。
 チタン企画様がお馬鹿の相手になれなかったので、工場長に救いを求めメール。お仕事中にも関らず即座に返信頂き「ちょっとくたびれたエンジンなのかなぁ〜。本来はフル加速時にチョイ黒煙吐くくらいが調子いいエンジンですから。でも全然問題ないでーす。ただ走行毎のオイル量チェックは忘れずに!持って来てますか、補充用オイル?」と、やはりまるでダメオだったのですが、平気平気とのことなので、その後も安心して走れました。感謝です。m(_ _)m ちなみにオイルの量は規定通りで、走行毎のチェックでも減りは確認出来ずで、今回は大事に至らずに済みました。

 現茶メタさんは牽引されてのご帰還

 
アクセルワイヤーを引っ掛ける部分の溶接が剥がれ落ちました。K型マニよりドナー移植で無事完治!

 ビビりながらオイル量をチェックも問題無し

 気温も少し高めで平穏に観戦の痴人

 

 2回目の走行が終わりお昼ご飯を食べまったりタイムに入ってる頃に、チタン企画様が僕のホイールを見て、

「プレセディオはテーパーナットで締めないと。」

とスピードスター用のナットで留めてるのを注意。説明されて、これは大変だと即座に交換。「いやいや、これまでの走行で壊れなくてよかったー!」などとまったくド素人は恐いですねえ。

 と、この時の遣り取りの中で右ズレのホイールを見て

「ちょっとデフオイルの漏れがあるね。」

と。確認すると確かにホイール裏側にオイルが付着しています。

「ラリー車なんかはデフのオイルシールを2枚入れて強化して漏れ対策したりするのが定番。」

等と教えてもらったりしてたのですが、これが本日のメインエベントへの序章だったとはこの時知る由もありませんでした。



          

  


  

  

  

  


 チーム山梨のY木さん( 白 EFI )とY山さん( 緑 SOLEX )のTE71 速いです
 

 

 

Y山さんのTE71はフロントホイール内側が干渉してしまい、偶然私が車載していたホイールスペーサーで急場を凌ぐ。ベアリング不良によるガタ付きと判断し、その場でバラして対処されてました。流石!それにしても、いろいろとあるもの(問題が)なんですね。


TE37MQ生息数調査隊(&TE47MQ生息数調査隊?)


 速そうに見えるだけ。遅いです。

   

     
      激しいバトルに見えますが、あっという間に茶メタさんにちぎられます。

無事走行終了!

 

 

 オイル上がり・デフオイル漏れなど心配事はあったのですが、その後、計4回の走行を無事に終えることが出来、しかし、ラップは一向に良くならずスピンの回数を計上していくのみ(計5回回りました。)。結局2回目の走行で出したタイムが最高ラップ。ん〜、遅い。車輌仕上げ途中のチタン企画様に僅かに及ばず、チタン企画様のお知り合いのTE71を駆るチーム山梨(勝手に命名)のY山さん、Y木さんのタイムに遠く及ばず(3秒以上)、あれだけ頑張って走ったのに・・・と、がっかり落胆、肩を落としたのですが、もっとがっかり落胆したのが、最後のミーティング抽選会でチタン企画様・Y山さん・Y木さんと次々と商品をゲットする中で、今年も身内でただ一人何も当たらず終いだった事でしょうか。(昨年は隊長・チタン企画様当選。) ん〜がっくりん。

 

 まあなんにせよ、クルマも壊れず無事走行終了出来た事を感謝しなくてはいけませんね。解散時にはどっぷりと日が暮れて寒さも厳しくなって来ました。昨年はこの状況で修理していたのですから、隊長・チタン企画様には本当にご迷惑をお掛けしたんだなぁとつくづく思うのでした。

 黄色い車輌と御殿場ICを目指して走りましたが、帰りはチタン企画様が道を誤り、今朝と同じ場所でUターンするというハプニング。しかもチタン企画様ったらサーキットからここまでネンジンルームに自宅鍵を載せたまま走ってたようで、「落ちてたら諦めよう・・・」とねんのためねねんのため開けたボンネット内に無事鍵は存在してたのでした。超ラッキー!これには理由がありまして、チタン企画様、風邪を圧しての参加で38度も熱があったそうなのです。ですから帰りのこの時は朦朧とした状態だのでしょうね。事実、東名入り口で分かれた後(チタン企画様は第1入口へ曲がっていった為。自分は直進第2入口より。)の中井PAで2〜3時間睡眠をとってから帰られたそうです。

メインエベント
 しかーし、この時チタン企画様と分かれたことにより、結果、直接ご迷惑をお掛けせずに済んだのは”不幸中の幸い!”だったかもと感慨にふけってしまいます。
 それと言うのも御殿場より東名高速に合流して直ぐに、右ズレのダンディーが悪化したのかリアタイヤの干渉が気になりだします。万が一のことを考え第一車線走行。次のPAで確認しようとなんとか頑張って走れた中井PAでジャッキアップ。スペアタイヤ(エンケイ・エイトスポーク)に交換してみるが、オフセットのせいもあり逆に余計に当たってしまい、仕方無しにプレセディオのまま、TRDの減衰力を8にセットし少しでも沈み込まない方法で対処するしかなく、いつもなら嫌気の差す渋滞もこの時ばかりはスピードを出さないで済むという有り難〜い存在に感じており、なんとかなんとか誤魔化し(←誤魔化しようないけど)、横浜町田ICより保土ヶ谷BPに乗り込めたのです。

中井PAでロバート氏に悪化の状況をメールをしておくと、

「ズレが出てくる方と逆に駒のやうにクルクル廻れば直るのでわ。」

などと返信があったりしたのですが、BP走行中には尋常じゃない当たり方になってきたので、神に祈りながら走行し、なんとかやっと辿り着いた横浜新道藤塚ICの出口ループ右回りで、クルクル駒のやうに廻った後の信号スタートで、クラッチミートと共に

「ガツンッ! ゴンッ!!」

と大きな音と振動の末、ついに不動となったのでした。自宅まであと5分のところでした。

 完全にこれでダメになったと思い観念しましたが、後続には何台かのクルマが信号待ちで止まっていたので、「壊れて動けなくなった。」旨伝え避けて通ってもらったのですが、直後に止まっていた最近新しめのワンボックス車に乗った大学生くらいのお兄さん二人が端に寄せるのを手伝って下さり、免許の無い痴人にステアリングをまかせ、えっさえっさと移動させたのですが、こんな時旧車の軽さは有り難い等と感じていてはいけないったらありゃしませんね。あの時のお二人さん、ありがとうございました。

 JAF待ち記念!

 直ぐにJAFに連絡したのですが「50分待ち」とのこと。幸いエンジンが逝かれた訳ではないので、この寒空の下ヒーターが使えたのは九死に一生を得た気分とでも言いましょうか。
 JAF待ちの間、工場長やロバート氏に状況をメールしていたので気付くと直ぐに50分経っており、牽引車で来るかと思いきや積載車でのご登場。サクサクピッピッピッと我がサンナナは積み込まれ、「おーネタだネタだ!」といい加減バッテリー容量の少なくなったデジカメでこの様子を撮影しているあたりは、幸せなヤツと言うのかお気楽馬鹿と言って過言ではないです。
 痴人はサンナナと共に積載されており、自宅までの5分間、JAF車の助手席に座る私の背後で、怪しい笑いを浮かべておりましたが、

「揺れたけど高くて景色が良かった。」

などとのたまうあたり似た者同士と言えるのでしょう(←つまりお気楽馬鹿)。

 積載車にて救援到着!ありがたや

 ←嬉しそうな表情

 翌日直ぐに修理に出せる訳ではなく、マンション路上に長期間置きっぱには出来ない為、修理引取り時の事を考えましたが、仕方無しに地下奥の駐車場へとJAFの方と手押しで嵌め込んで、会員証があったから無料での作業となり、深々とお礼を述べたのちクルマから荷物を降ろし、壊れたけれども一応家には辿り着いたと言う事で肩の荷も降ろし、走行会の一日は終わったのでした。


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