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2006.05.05〜06/
愉快な一味の”春の宴”は
 お宿の再契約を切に願う その1

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嬉しくもちょっと悲しく・・・
 大充実のイベント『タイムマシン・フェスティバル』が終わってしまうと、その後すっかりなんの予定も無くなってしまい、更新作業が無いのは楽ちんだけど、やはりなに〜も無いのもなんだか非常に寂しいもので、一時期ネタが多過ぎ更新が追いつかずあっぷあっぷ状態になったにも関わらず、”月刊新企画”など立ち上げようか等と、出来もしないことを夢想していたところ、『〜春の宴〜』構想がどこからか湧き上がってきたことにより、無理な企画で泥沼に陥る事は避け、素直に”宴会員”に名を連ねる事にしたのでした。
 GW後半の連休を利用して山中湖泊まりにてBBQで親睦を深めようと企画されましたが、これ以上深めようもないくらい深く濃い仲間があっと言う間に賛同の意を表明し、宿定員いっぱいの参加者で、賑やかに決行される運びとなりました。めでたしめでたし。←土曜日が絡む為、ZのH賀さんが仕事で参加出来ず、足立に一人取り残されてしまったのは実に残念でなりません。ご本人も泣いておられました。なのでまた企画して下さいねぇ〜。(と思っていたのですが、聞くところによると、お宿と煩悩氏の会社との契約が5月末で切れるとのことで、もしかするとここに泊まれるのは最後かも知れません。泣。)

悪あがきとも言うか
 この宴で、予てから用意されていた14inchホイールを履かせ、邪道改め”正道”として華々しく再デビューしちゃおうかな〜等と目論んでいたのですが、右ズレによってやはりタイヤの干渉が避けられそうもないことが判明。いつもの邪道な姿で出動となったのですが、せめてもの意地と言うのか(←気休め)、タンクキャップとシフトノブをおめかししての出動なのでした。

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37用に交換するも、パッキン不良でガソリン漏れ。後日予備の物に再交換となりました。

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たまに出品されるキレイなシフトノブは、1万円を超えたりでビックリです。

 14inchを試し履き。泣く泣く邪道に戻しました。

「最後の雨」
 当日は11:00AMに道志道の駅集合の予定に、GWの激しい渋滞を考慮すると優に3時間は掛かると算段。そうなると早朝起床・出発は必然で、今回愉快な仲間に加わった勇気ある”ちるぞう”(痴人の知人)には横浜前泊をお願いして対処。前日にはこれをいい事に、前夜祭的な興奮を抑えられず「逃げる場所はありませんよっ!」と釈さんの決め台詞を連発するアホな管理人に呆れた痴人とちるぞうは、早々に寝床へと潜り込み、見捨てられた管理人も普段より早め就寝となったのでした。
 お陰で清清しい朝を迎える事が出来、カーテンを開け外を眺めれば、初夏にしては強い日射しが、より一層この宴を盛り上げる演出となって眩しく差し込んで来ます。トースト&深炒りコーヒーで朝食を済ませ(←脚色あり)、今夜と明日の朝は喰いっぱぐれる事が決定している”ひかるねこ”達に謝罪しつつ、ご機嫌取りのおやつスナックを振るまい、日に日に不仲な関係を深めるやつらに「喧嘩したらあきまへんで〜」と妙な関西弁で懇願、予定通りの8:00AMに出発進行ー!

 美味しいおやつスナックでご機嫌を取る痴人

 
手前歌舞伎に隠れてしまい、キッチン上の黒猫けんけん、まったく目立たず。今日も怯え顔のはっちくん。(←虐待などしてませんからね。)

 後部座席の乗り心地やいかに!?

 枕が変わると寝られない人がいるようですが、そんな事よりも夜な夜な胸に乗り上がり寝返りの邪魔をするひかるねこの襲撃(←断じて私ではありませぬ)に悩まされたちるぞうは、決して静かではない決して乗り心地も良くないサンナナの後部座席で、不足した睡眠を補うべくご就寝。痴人との懐メロバトルが繰り広げられるはずだった車内には、♪♪本気で忘れるくらいなら〜〜♪♪と熱唱する私の歌声のみが響き渡るのでした。

調子に乗ってると、これです
 GW直中で懸念された大渋滞も、いざ走ってみれば何の事は無く、普段の日曜日よりも空いてるんじゃないかと思える程快適な走行で、あっという間に道志道入口の三ヶ木到着。「こりゃ1時間は早く到着しちゃうかな。」と何時にない余裕の口笛をひゅ〜と吹き、大渋滞のノロノロ運転を強いられるはずだった道志道がガラガラに空いていた事に気を良くし、後席のちるぞうに遠慮しつつもアクセルオンの誘惑には勝てず、時たま現れる牛歩戦術中の車輌を1台また1台と抜き去り独走体勢に入ったのでしたが、くねくねの峠道に差し掛かるややはり現れた牛に、しかもどれだけ道幅が広くなろうとも全く譲る気配を見せない牛の後塵を浴びること数分。
 先程までの余裕はどこへやらイライラを募らせ暴発しそうになった超スロー走行の左コーナー立ち上がりのその瞬間に、

「ゴトゴトゴト」

と、今までに聞いた事もないような音が妙な振動と共に発せられ、

「なに?なに?なにー?」

とその発せられる場所がリア駆動部付近だったこともあり、その後も続く左コーナーゴトゴト音に不安の顔色を隠せなくなり、「こんな山奥で壊れたら・・・、しかもここ携帯圏外だし・・・」と不安はいつしか恐怖へと変わり、その変化はやがて胃痛をもたらし、メカ知識のまったく無い自分が見たって仕方ないとは思ったけれど、まさかと過ったホイールナットの絞め忘れ(前日の14インチ履き替え)だけでも確認しておこうと、山奥の峠道路肩でストップを余儀無くされたのでした。
 ある意味ホイールナットの締め忘れであったなら、ここでその不安と恐怖は解消された訳ですが、当たり前ですがやはりそのような事は無かった訳でして、再度そいつを抱えたまま走行を再開したのですが、唯一の救いはと言うと私の僅か後方を同じ道のりで御一行が走っているのを、まだ元気だった頃にメールで確認していたことでしょうか。これによりもし悪化して故障・立ち往生となっても痴人とちるぞうの2人は拾っていってもらえるぞと・・・。
 ストップしている間に、今まで抜かした牛さん達に次々と抜かされたのは勿論ですが、再開後の走りといったら、その牛さん達に負けず劣らずの亀さん状態。騙し騙し走行するも懸念のゴトゴト音は、巡行速度で走る限りまるっきり顔を出さず、いたって絶好調の様相。むー、なんだったのかなぁ?と無理をせず走っていれば、集合場所の道志道の駅に到着です。

第1の宴
 えらい混みようでガラガラに空いていた道がウソの様。入場列の最後尾に着いてみればしょーりんさんのTE27 LEVINが視界に入って来ました。駐車係の誘導に従い停めた場所はしょーりんさんとは遠く離れた場所にて、新旧レビンの揃い踏み状態は叶いませんでした(←一応新旧ってか)。しょーりんさんのニイナナを目指して歩いてみれば、そこには既にランサー駆るチャコの主さんや初めてお目にかかるキチキチジェミニの黒ちゃんがお見えになっていたのでした。
 その後、部長、基地からお越しのお二人も相次いで合流され全員集合となりまして、邪道のガタゴトはじゃあ宿に着いてからってことになり、ひとまず宿を目指します。あっ、そうそう、ちるぞうは狭い後席じゃ申し訳ないので、主よりチャコランサーの助手席をご提供頂き、移動してもらっちゃってます。その風貌から一目置かれる存在の主ですが、「こう見えても噛み付いたりしませんからー!」が口癖になるくらい笑顔が印象の優しい方です、この日もその台詞でちるぞうを安心させたと思われますが、でも、ほんとうに”噛み付いてない”のかは大人の二人だけが知るのみぞ、です。

 大混雑にて並んで入場の道志道の駅

 仕事も早め到着で一眠りは癖のようです
渋滞見越して都心を早朝出発のチャコの主さんは、道ガラガラで6時には道の駅着だったそう。

 痴人のこのポーズは何を伝えているのか?

PF60の黒ちゃん


調子に乗ってると、これです(その2)
 話し込んでいた所から離れた位置に駐車していたサンナナに戻り、皆に遅れじとキーを捻れど、ちん、ちん、とセルの回る気配は無く、1Gセル交換後は今の今まで絶好調だったものが、「なんでこんな時にーー!」と又もや焦りの顔色を隠せず、まるっきり使い物にならない邪道を冷たく眺める痴人の視線だけが、痛く痛く突き刺さるのでした。
 何度目かの捻りでエンジンは復活し、かなり遅れての道の駅出発。皆と合流のあとは、すいすいと気持ちの良いワインディング走行。山中湖突き当たりのT字路で渋滞らしきものに遭遇しはしたものの、その渋滞の周辺はテニスの大会かなにかで合宿中と思われしき乙女の姿が見受けられ、なぜか二丁目疑惑の燻る自分などは、その疑惑を払拭せんとばかりに野鳥の会に入会し、その野鳥を見逃すまいと真剣な眼差しを双眼鏡へと注ぎ込んでいたお陰で、ちっとも退屈せずにすんだのでした。(←むしろ楽しかった。)

 もう富士山は目の前です。

 暖かくなるとこの手のお変しな輩が出回りますなぁ
首根っこに立てた鯉のぼりが飛ばないよう、ずっと片手でふらふら。後ろを走る黒ちゃんキレる!

第2の宴
 その楽園を通り過ぎてしまえば、目の前には山中湖越しに聳える富士山の大パノラマを拝みつつの湖畔ドライブで、この雄大な景色をじっくり見なきゃ損とばかりに、湖畔の無料駐車場へと滑り込んだ次第。むー、絶景!
 しかし、クルマを止めればどこかでボンネットが開けられ、そこに群がる光景がいつも通り展開され、雄大な景色を背景にしてみてもこの有り様じゃ「なんだかなぁ〜」と思われますが、「雄大な富士を背景に見る2T-Gはまた格別!」の想いで返されちゃ、長さんのあの「ダメだこりゃ、ダメだ!」の苦笑まじりの一言が、幻聴でなく聞こえてきたのでした。

 ← 覗き込んでます

 覗いてるのはこれ!しょーりんさんの2T-G

 一際高いです しょーりんレビン

 チャコランサーはいつもピカピカ

ある意味”宴”
 ”盆回り”のミュージックをバックに舞台はいつもの宿へ。まだ昼を少し過ぎたくらいの時刻でかなり早めのチェックインですので、ここを拠点に「紅富士の湯」への温泉行脚も計画されましたが、イモがイモを洗う混雑っぷりが予測されるため、そしてなにより宿のお風呂が24時間入浴出来る温泉だってことで、なにもお金を払って疲れに行く必要もなかろうとこの計画は没となり、昼時の空腹も感じはしたけど、このあと控えるBBQの食材の豊かさを考えると、今お腹を満たしてしまうのは得策ではないと判断され、じゃあ歩いて湖畔のソフトクリームを食べに行こうと話はまとまったようで、邪道のゴトゴトを心配・面倒看て頂ける数名の方を残して、かるがも親子の一列は旅立って行ったのでした。
 かるがも親子を見送ったあとは、邪道のサンナナを調べるべくジャッキ・アップ。こんな時に限ってフロアジャッキが積んでません。置き場に困って昨日まではトランクに積みっぱなしだたのになぁ〜。高騰するガソリン代に負けて、少しでも燃費を良くしようと降ろしちゃたのよねぇ、ウマも一緒に。まぁ、世の中ってこんなもんっすね。

 私の不安を他所になんだか楽しげな痴人とリコピン

 パンタ・ジャッキをリーフに当てがい持ち上げてホイール外してあれこれ看れば、
・手でシャフトを前後に回転させてみれば、その都度「カンカン」と音が出るので、デフのバックラッシュがやや大きいんじゃないか。
・エンジンかけて駆動を伝えて回転させてみれば、「うねうね」とぶれが生じ、どうやら交換した右アクスル・シャフトに歪みがあるよう

 シャフトのぶれ具合を確認の隊長とわたし

 以前抜けたベアリング部に異常は見受けられず、デフ・オイルの漏れも無いようなので、まずはLSDの交換・調整、アクスル・シャフトの交換といった事が必要になってくるけど、今までの経緯や右ズレの原因等総合的に考えるに、それらと併せてホーシングASSYを別の物に交換してみるのが良いんじゃないかと結論付けられ、直ぐに壊れちゃうって事もなさそうだとホイールを戻し、ジャッキを降ろしたところで、かるがも親子がご帰還となり、本格的に宿へチェック・インとなったのでした。ご心配をおかけした皆様、お手伝い頂いた皆様、ありがとうございました。感謝!

 主役はクルマかそれともジャンパーか?

 それでもBBQの時間までは1時間近くあったので、煩悩氏が東京MXTVで放映された『タイムマシーン・フェスティバル』をビデオに録画して持って来て下さり、上映会の開催。皆でTVを取り巻く形で、画面の中に菱形さんや村山の27さんが登場する度に「おぉー!映ってる映ってる。」の感嘆の声があがる訳ですが、なぜか工場長が登場する場面では

「あーっ出た出た、スカジャンが!」

と、なんだか雲の切れ間から覗いた十五夜の満月でも見たかの声があがり、コース上に待機するLBよりも、その”スカジャン”に注目が集まっていたのは、ある意味工場長の狙いの的を得ていたのか・・・、工場長はそれで満足して頂けたのか・・・、実に気になるところではあります。

春の宴に突入
 全編見終わったところで、丁度頃合の時間となりいよいよ”宴”の始まり始まりです。ビデオを見始める前にややフライング気味に缶ビールを空けていたりしましたが、待ちに待った時間の到来です。お酒もそうだけど、お昼食べてないから腹減ってたのよねぇ〜。

 

 うわさ通りの食材に闘志を燃やす
牛も豚も区別がつかない食通の我々でしたが、魚介も併せて全て完食!

 山中湖BBQ初参加の私は、噂に聞いていたその具材の見事さに、「こりゃ、ペース配分を考えにゃ最後まで到達しないな。」と、完食目指し静かに闘志を燃やしていたのですが、隣に座る何故かオレンジのつなぎを着たお師匠様に、常にグラスを満たされるも、かつてそのお師匠様の陰謀にあって怒涛の二日酔いへと雪崩込んだ悪夢が過ぎり、当たり前の自制心がそのグラスを空にするペースを抑えさせ、しかし、逆の隣に座るN塩さんが持ってきた”安い日本酒を旨くする水”なる危険な水で割った日本酒は押さえきる事が出来ずに、その酒量はいつもと一緒で、食材の減るペースとは反比例してお腹の張りは増して行き、結局、〆のヤキソバには箸一つ付ける事が出来ず終いとなったのが、お腹が空いてる今となっては悔やまれるのでした。

  
近所をうろうろする柴ちゃん。とても大人しく人馴れした子ですが、宿の方は迷惑してました。う〜ぅ、可愛いから欲しい・・・。

痴人のポーズをとやかく言えず!邪道はいったい?


 
隊長の手作り水餃子、うめっぇすっ!しかし調理後精も魂も尽き果て疲労困憊 ピラミッドパワーにて回復中(携帯で写真撮られてるのが可笑しいです)

 
ヤキソバ担当の女性陣 旨そうだったのにお腹に入らず!残念

 女性陣の参加多数もあって滞りなくヤキソバまで調理し終えたところで、一旦BBQ会場を片付け、まだ名残惜しい数名有志にて、残った炭火で余ったイカを炙ったり、ホイルで包んだジャガイモを思い思いに育てつつ、まったりと夕刻を迎え、なんだかとってもいい感じです。直火に薪くべてファイヤーといければ、これ最高なんですけど。

 また〜りと余韻を楽しんでます

 やがて陽が沈むと共にやって来た山間の冷気が、ここは富士の麓だと思わせて、燻ぶっていた炭の方も大分寂しくなり、暖を取るには物足りない事もあって、その場所をいつもの2階の部屋へと移し、宴会を続行しつつ交代でお風呂を済ませ、中には家族風呂を楽しんじゃう方々もおられ、これまたなんだかとってもいい感じで夜が更けて行くのでした。 BBQの時には早々と睡魔に襲われ、ピラミッドパワーで日頃の疲れを癒していた隊長は、夜になって流石にお腹が減ったらしく、歩いて10分の『CoCo壱番屋』にカレーを食べに行く賛同者を募っていらっしゃいました。カレーと言えば加齢臭。「お父さん臭〜い。」と娘に言われちゃうと隊長は言うのでしたが、ここにいる一味には誰一人としてそんな匂いが気になる者はおらず、ソレタコストレートのシャコタンに乗った隊長にそんな匂いがあるはずもなく、まぁ年頃の娘の父親に対してのあれってことでしょうけど、しかし、おのおの急に自分の匂いが気になりだしたりして、いやはや年は取りたくないものです。

 黄色く光る”CoCo壱カレー”目指します

 カレーで空腹を満たした後も”宴”は続き、最後に残った私とチャコの主さんとのSちゃんコンビで、深夜のお風呂を堪能。先にあがった私は、皆が寝静まった暗い部屋に布団の空きがあるのを発見し、そんじゃまぁと就寝。チャコの主さんもその空き布団を狙っていたらしいが、邪道に先を越された為、例の如くこたつで一晩を過ごす事となったようです。


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