HOME

2006.06.24~25/ その1
あいのりラブワゴン岐阜弾丸ツアー
& CLUB TE27 全国ミーティング

37-TOP

EVENT-TOP

NEXT


リハビリ病棟
自称『CLUB TE27』のクラブ員であるアラレ協会野田支部長が、その全国ミーティング参加に際し、
「どーせ名古屋まで行くんだからお隣の岐阜まで脚を延ばして、K村さんとこ遊びに行っちゃえ〜。(お宝引っ剥がして来ちゃえ〜!)」
との発想から計画されたこのツアーですが、同乗での参加を打診された当初は、資金不足もあって不参加を申し出ていたのですが、「宿泊費も交通費も掛からないんだったらどーだー!」とのお達しで、軽い財布ゆえの重い心も軽くなったところで参加を表明。
 こんな経緯で敢行されたこのツアー、題して『弾丸ツアー』は、HP掲載まで2ヶ月を有したため、日々薄れゆく記憶と戦いながらの更新作業は、齢(よわい)40を迎えいよいよ差し迫った問題”老化”へのリハビリテーション的意味合いでもって行われている次第であります。

 6月24〜25日の1泊2日でのツアーでしたが、支部長の「横浜前泊で!」の懇願により2泊3日のツアーと規模を拡大。仕事を終えた金曜の夜、意外と早く8時過ぎに来訪された支部長は、「明日早いから。」と待ち構える酒飲み2人に警戒の包囲網を広げまくっていたのですが、「お疲れ様〜!」とえんどう豆の絞り汁の入ったグラスを飲み干してしまえば、元来の飲酒体質が黙ってるはずもなく、近くの酒屋にえんどう豆の追加注文で時間延長。その後も「洋酒が飲みたい!」とのリクエストに、秘蔵の高級洋酒(←と言うほどではない)で国賓級の接待は続き、気が付けば日付は変わっており、山中湖界隈で時折耳にする『翌日の出発が早いから前泊してるのに意味無ぁ〜いじゃん病』が発病。4時間の睡眠で大丈夫なのかー?

      
 自演モザイクでご機嫌の支部長

 
エンドウ豆を大量消費ののちには、管理人も久しぶりに味わう高級洋酒(←日本の酒だが・・・)


 

         

 寝たかと思ったら直ぐさま目覚ましが。腫れぼったい眼を擦りながら、それでも出掛ける前には”催す→すっきり→にっこり”の一連の動作をこなしたいので、トーストをコーヒーで流し込み、やや不満は残るものの”にっこり”まで辿り着き、痴人が握ったおむすびを管理人と支部長の腰に巻き付けて、まだ明け切らぬ街を静か〜に出発したのでした。

 
右の写真が本当の明るさ。まだ夜は明け切ってません。支部長は既にオレンジのツナギです。(笑)

ノーマル2T-Gのフィールはいかに?! 

 岐阜までの道中、もちろん運転を交代する訳ですが、自分のサンナナ以外の旧車は助手席さえ乗った事のない私にとって、他車に同乗する事、ましてや運転出来るなどという事は願ってもない機会であり、比較的オリジナルに近い渋茶(市部茶)号と邪道号を比較する事で、邪道号のアラが見えてくるのではと大変有意義な時間を提供して頂いたのでした。(←などと書いていますが、高速走行の後半はほとんど寝倒しておりました。スイマセン。支部長の声「コロス!」)
 腑抜けた感覚しか持ち合わせていないので、自動車評論家のようなインプレッションを書き綴る事は出来ないのですが、絶対的に感じたのは”変な音がしない”ですね。邪道号はリア周りからゴトゴト、フロントピロアッパーからコトコト、クラッチからはカラカラ、デフからはクオクオ、そして、排気漏れでブスブス。(タコ足の前後からとタイコのジョイント部からの漏れ確認済み。←分かっているなら早く直せっ!)そのうち、カランコロンと鬼太郎の下駄の音までして来るかも知れません。
 これは好みの問題かも知れませんが、ワンオフのステン・タイコの発するエクゾーストが気に入りません。渋茶号の『ブォーン』と湿った音に比べ、邪道号の『ギャーン』と割れて乾いた甲高い音。K村さんなど「この音がいい!」と言ってくれますが・・・。
 まぁ、とにかく邪道号は不快な音が多いんです。これらの音が無いだけで渋茶号のなんと安心感の高いことか! 岐阜〜名古屋と走りまくるこの弾丸ツアーもまったく不安無し! です。

 暑くなりそうな予感

 静岡を過ぎた辺りから日差しが強くなり早朝の涼しい空気は何処へやら。車内に熱がこもり始めましたが、茶渋号はクーラー付きの超現代車。心配することはないのですが、まだ気温上昇は序の口。今から常時クーラーONにしていたのでは、”本チャン”の時に参ってしまうので、手動でON・OFFを切り替えつつ走行。
 岐阜に到着しK村さんと合流。我々を出迎えたのは、野田から岐阜へと嫁いで行ったランタボです。車検整備も終わり、流用で取り付けたマフラーがなんとも嵌っていてカッコイイです。ローレルもそうですが、支部長は手放してから”気持ち後悔気味”だったりしてるので、この時も感慨深気な眼をして見ておられました。それでもかつての自分の愛車が動く状態で可愛がられているのは嬉しい事でしょう。

売らなきゃよかったと後悔の支部長?→ 

     シロートは手出ししちゃイカン世界でした

 合流後まず向かったのが、中古車のオークション会場です。一般者立ち入り禁止の登録業者専門のオークション会場ですが、会員であるK村さんの計らいにより入場。会場脇の駐車場には本日の出品車輌が所狭しと並べられており(それでも多い時の半分くらいらしい)、気になる車輌を下見出来るようになっています。自分にはこれ以上クルマを増やせる財力は無いので、普段触る事のない車種を選び、エンジンかけては排気音を楽しんでいた訳ですが、渋長は結構まじな感じで物色されていました。それにしてもこの時間、ピーカンの天気となり、首タオルで汗を拭き拭きの下見はかなり身体に堪えました
 この日のオークションは、入札箱へ希望金額を書いた札を入れる方法で、ステージ中央へ廻ってきた車輌に手許のボタンで金額を入札する方法ではなかったので、その場で入札結果が分からなかったのが残念ですが、初めての経験でなかなか楽しい時間でした。

 
エアバッグ開いちゃったのも。プレセアは1800cc(SR18DE)の5速マニュアル。ちょいウズウズ。

 

 

 会場内の食堂で昼食をご馳走になった後、本日の宿となるK村さんの会社を目指します。一般道を人のクルマでチョロチョロ走るのは危険なので、運転はもちろん渋長ご本人にして頂きましたが、ここでも激しく襲ってきた睡魔には勝てる筈もなく(←戦う素振りもなく・・・)、1時間くらいの移動でしたが、そのほとんどを寝倒すという荒行振りに、支部長の心の声「コロス!」は実践され、信号待ちのK村さんに突撃!そして、パニックブレーキ! 超現代車の渋茶号には念力ABSが搭載されていたため、ほんの2〜3メートルのブレーキ痕を残して寸での所でストップ。スイマセン、渋長も眠かったんですね、、、。

 この時はもう起きてましたぁ(汗)

 K村さんの一国一城に到着。まずは荷物を降ろし寝床となる3階の一室へ。冷蔵庫からビールを出して頂き、ロング缶を2本やっつけて、
「もうこのままここでゴロゴロした〜いっ!」
と言う心の叫びは支部長には届かず、
「さて、片付けちゃおうか。」
と炎天下、会社脇の宝の泉へと向かったのでした。

 こちらの駐車場にも想い出のクルマがゴロゴロ

 宝の泉に行く途中にはTRIUMPH Spitfireが。ボディーカバーを外してもらい、その全容を目の当たりにしてみれば、財力も無いのに「こんなクルマも欲しいわ〜。」と虚しい欲求が押し寄せて来た訳ですが、サンナナだけで持て余し気味の自分は、目の前に広がる田圃の周りを一周するに留めておくのが関の山なのでした。

        

 エンジンを見たくなるのが人の子ってもんです

 
2T-Gやら3T-Gやらがゴロゴロしてます。そしてなんとも無造作に・・・(邪道にこのマフラーを)

27ミで履かせてる人がいたっていうのに 

 やる気満々の渋長を泉に残し、管理人はK村さんの案内でそこここに”無造作”に置いてあるお宝をめぐり歩き、しかし、無知ゆえにありがたさを実感しないまま泉に戻った時には、フロントバンパー&エプロンを取り外しに掛かってたはずの渋長が、そこかしこに巣くったアシナガバチと格闘していたのでした。
 数箇所を刺されたらしい渋長は、そんなことを物ともせず、悠然と引っ剥がし作業に没頭されておられましたが、ハチが恐ろしい管理人は、ちょこっと手伝ったのみで、渋長の薦めるパーツを2〜3ゲットし、埋蔵金発掘は終了となりました。

 

 
管理人もオレンジを着て少しだけお手伝い。しかし、この写真には”やらせ”の匂いが・・・

 どーしてもワイパーを・・・

         

 英国車はSMITHSのメーターですよね、信さん!

 炎天下の作業でしこたま掻いた汗を流しに、『子宝の湯』へと小1時間ランタボを走らせて頂きました。
 この町営の温泉施設、内湯も外湯もなかなかの設備にも関わらずお値段500円の嬉しい設定。おまけに脱衣所の返却式コインロッカーで300円のキャッシュバック付きとあって(←みなさん、返却式を忘れて戻った100円を取り忘れてるんです)、そりゃもういい気分で上がらせて頂きましたぁ。

随分と山奥まで来ました 

すっぽん!と子宝に恵まれますようにの図

 御神体がなんとも”子宝チック”じゃないですか

この温泉、駅と直結してます!桶とタオルだけで乗車出発! 

 温泉から上がると辺りはすっかり真っ暗。ここからまた小1時間走らせれば”蛍”が見られるそうで、一度だけしか見た事のない管理人としては、物凄〜く惹かれた話でしたが、明日の事も考え断念。次回のお楽しみということにして、来る途中にピックアップしてあったラーメン屋へと足を向けたのでした。
 街道沿いにあるこのラーメン屋、『台湾ラーメン』と称しておりますが、店内に入ってみれば普通の中華料理屋の風情。きったねー店ですが、味・量共に及第点の成績。自分達は食べませんでしたが、各席へ運ばれて行く”どて焼き”の旨そうな事と言ったらたまりません。僕自身”どて焼き”がなんだか分かりませんが、旨そうな事は確かです。”どて焼き”ってこちらの名物なのかK村さんはしきりに「堪らなく旨そうだ!」を連発。
 我々の後ろで酔って盛り上がる5〜6人のおっさんの集団は、きっとこの近所の常連さんとお見受けしましたが、真っ暗なこの山奥の街道沿いの店で、いったいあなた方はどうやってここへ来て、そして、帰るのでしょう? 運手代行が盛んな田舎ですから、まぁ、こういった田舎では当たり前の光景なんでしょうが、暮れ暮れもお気を付け下さいまし。

 
あぁ〜〜、”どて焼き”も撮っておけばよかったーー!!残念。

 帰宅後、暫し会話をするもなんだか今日は寝ても寝ても一日中眠い管理人は、崩れ落ちるようにベッドに潜り込み、一度も目覚めることなく翌朝を迎えたのでした。


 NEXT

 

SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送