ETCがなきゃ行けません
ちいくんのためにと自身も初となるSL乗車を果たした10月3日の旅でしたが、そこで強く感じたのが、
「SLは煙りを吐き出して走る姿を見てこそ、その喜びを感じ取れる！」
だったので、12月13日（日）までの土日に運行されている「SLみなかみ号」、予定の空いてる今日この日を逃すとその姿を拝めるのは来年の秋まで先延ばしされちゃうじゃんと、邪道さんの思いつきは大賛成のもと決行されたのでした。
みなかみ号が水上駅に到着するのは12：04です。いくら遠いといっても慌てる必要はないのですが、せっかく温泉のある場所に向かうのですから、SL以外の楽しみも用意しておかないと嫁っ痴が恐いので、10時頃の到着を目指して出発です。
 
環八は土曜日の早朝通勤時間ということもあって渋滞しちょります。周りを走るクルマは現場に向かうであろうハイエースバンばかりです。名付けて”現場エース”。あ、画像には写ってないじゃん。orz 状況が飲み込めないままチャイルドシートに放り込まれたちいくんは、退屈してますね。足で背中を押して無言の抗議です。
 
関越道のSAでご機嫌取りの休憩。 関東北部、いい感じに色付いてますね。
 良い天気です。制限速度でゆったり移動。大人の邪道さん。
 予定通り10時前にみなかみ温泉に到着。まずは転車台へ。
 
ネットでいろいろと下調べをし、温泉街の中に町営の無料駐車場があると知り、そこを拠点に一日を過ごすこととします。
混んでてここに止められないと予定が狂うなと早く出発したのですが、温泉街は一日中閑散としてて全く問題なしでした。
 
おっ！ 足湯があるじゃないですか。ここに足湯があるとは知りませんでした。人生初の足湯です。
SL到着まではまだ2時間もありますから、のんびりと過ごせたはずなのですが・・・
 小僧がこれなんで大して浸かれもせず。荷台でミニカーに味をしめてます
ここまで来て荷台にばかりいても仕方ないですし、撮影のベストポイントを事前にチェックもしておきたいので、少し早めに駅へと向かいます。温泉街の道路は狭く危険なので、川沿いの遊歩道へと降りることに。
 
ここなら安全ですね。走り回って先に行っては戻って来てを繰り返してます。恐ろしい体力です。
 後ろの吊り橋は今は渡れず。この閑散とした状況では直すに直せないのでしょう。
 またまた転車台へ。画像クリックで転車台の説明が読めます。
 これ何かと言えば「灰」なんですね。灰には興味ないようです。
 転車台は山から吹き降ろす風が強烈で寒いので駅舎で待機。
 頃合の時刻となったので撮影ポイントへ。既にSLファンの姿がちらほら。
ケタケタケター！（来た来た来たー！）
SLが見え始める瞬間を撮り逃しちゃいかんとビデオカメラは、画像の手摺の上に置いて定点観測。ほぼ定刻にかなたより汽笛の音が響き渡り、その瞬間を迎えます。邪道さんがビデオ担当、嫁っ痴がデジカメ担当の分業制で感動の映像を納めます。これもGIFアニメにした方が良さそうですが、手抜きでペタペタ。
駅から100mほど手前より撮影してたのですが、目の前を通り過ぎたら転車台へとダッシュです。（転車台は駅の先200mくらいのところにあります）JRはSLに乗車してきたファンのことなど考えずにどんどんと先の作業へと進んで行ってしまうのを、前回の下見の時に知らされましたので、ビデオはRECのまま邪道父さん走ります！
 
なんとか間に合いました。ビデオを撮るのにベストなポイントをゲット、転車する姿をこれでもかと撮影出来ましたが、デジカメ担当の嫁っ痴は、タイミング悪くちいくんが愚図りまして、転車の前後の写真しかありません。(>_<) おまけに泣くもんだから、ビデオにしっかりその泣き声が録音されちゃいました。我が家はいいですが、他の方にはとんだ大迷惑です。
 そんな訳で邪道さん一人二役です。あ−忙しい。
二役の甲斐あって、満足のいく撮影ができて邪道さんご満悦です。この頃にはちいくんも機嫌を直して一緒にポーズを決めます。
 
各部への注油作業。 頭上では石炭の補充。
 
運転席でゴンゴン。 下でもゴンゴン。
 
ゴンゴン何やってるかと思えば、石炭を燃やしたあとの”灰”の処理だったんですね。ゴンゴンやったあと「灰箱開けまーす」と言ったら運転席の真下辺りからドサッと灰が落ちて来ました。なんだか動物園で見る象さんのようです。よく蒸気機関車は生き物みたいだなんて言いますが、まさしくそんな感じの光景でした。
 午前中の一仕事を終えましたので飯にでもしましょう！
 ネットでめっけたガイドマップを見ながら目的地へ向かいます
 やって来たのは超有名店の「やぶそば」です
  
蕎麦が出て来るまでミニカーワールド。邪道さんは”鴨せいろ”、嫁っ痴は”天せいろ”、ちいくんは”せいろ”合計3800円の大出費。旨いけどさ・・・痛い
始め転車台近くにある育風堂精肉店ってとこで”カツ丼”を食べようと思ってたんだけど、精肉店は見付かれど食堂への入口が分からず。聞くのも躊躇われたので引き返しちゃいましたが、今改めて調べてみると入口にはナニも書かれていないそう。鉄道員御用達の裏食堂的な存在なんで、店で聞いてみるべきでした。次回は「カツ丼リベンジ」でみなかみか！
第二部開幕♪
 まずは客車との連結で一度駅舎を通り過ぎてきます
やっぱりこの姿を見なきゃどうにもいけませんね。このあとバックして駅舎へ戻り連結です。下見ってありがたい。
そしていよいよ本番の出発です！！ 煙りの吐き方がさっきとは桁違いです！ 迫力です！
SLみなかみ号、15：20出発。これで一応の目的を果たしました。ですがお次は嫁っ痴の日頃の愚痴を解消すべく”温泉”へと行く訳です。まだまだ邪道さんに平穏な時間はやって来ません。温泉街のホテルの日帰り入浴は高いので、これまたネットで収集した町営の温泉へとステージアで移動です。
 「湯テルメ谷川」。クルマで15分くらい。山あいの温泉で1名550円と安いです。
来る途中、道路脇のガードレールに野生のニホンザルがいたんで、着替えの途中ちいくんに「お猿さんお風呂に入ってるかなぁ〜？」なんて言ったら、恐くなったのかなんだか理由は不明ですが、急に「ママと入る！」って邪道さん降る珍状態なのに愚図っちゃいました。仕方無しに着直して受付の女性に「ママが入ってるので渡してくださ〜い」とお願い。のんびり温泉に浸かろうと思っていた嫁っ痴でしたが、急な珍客に温泉浸かれず！ その分邪道さんはのんびり内風呂から露天風呂まで堪能しまくってしまいました。（笑）
とんだハプニングもありましたが、いろいろと下調べの甲斐あってみなかみを満喫し帰路へつきます。東京への到着時間によっては、嫁っ痴の実家に寄って行こうかと考えたので、ならばお土産が必要よねと道の駅に寄ればそこは暗闇の中。が〜ん、まだ6時前なんですけど・・・。ならばと駅前のお土産屋さんへ向かうも、が〜ん、どの店も閉まっちょります。orz みなかみ温泉恐るべし。
国道沿いにある生どらやきで有名なお店が開いてたんで、そこで水沢うどんを購入。生どらは車中の腹ごしらえ用に2つ購入してみましたが、ん〜、邪道さん＆嫁っ痴的には・・・でした。その後IC手前に酒屋もあったので地酒らしきものを購入し、あとはひた走るのみ。
 ひた走ってたら睡魔が…。停めてから2分で熟睡って…危険。
  
東京ばあばの家で邪道実家用に買ったお土産の水沢うどんで夕飯を済ませ（汗）、11時に我が家へ到着。腹っぺらしのひかるねこ達がわらわらと出てきます。しかしにゃんこ達にお土産はなく、いつものカリカリを振る舞われてお仕舞い。地酒らしきものをさっそく開けて、ご賞味します。あ〜疲れた。
 同じ日、この方もSLを堪能してたようです
 もう12時近いってのに眠る気配なし 明日も早いぞー、寝ろ！
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