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2005.03.18/
37 ⇔ 47 イッテコイ
& バッタ工房奮戦記(ただの1Gセル交換)

37-TOP

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俺らは酒が命のミナモト
 花ちゃんガレージお披露目兼岐阜より輿入れの白いサンナナ搬入に行って参りました。 この白いサンナナ、37ミーティングでお会いする61乗りのK村さん所有の物でしたが、溢れる在庫を整理するということで引き取り手を探していたところ、やはりそこはそれ、隊長が引き取る事になりまして・・・。
 肝心の保管場所は、花ちゃんガレージのご近所に格安屋根付き駐車場が確保出来たので、隊長宅からは少々距離はありますが基本置きっぱですし、茶メタさんの睨みも効くってことで、二つ返事で御契約に至ったそうです。どのくらい格安かって言いますと、禁煙の継続している隊長のその煙草代で楽々お釣が来てしまうくらいです。実は私も茶メタさんの「まだ空いてるよ〜ん。」の悪魔の囁きを受信しておりますが、借りたいのはやまやまでも煙草を吸わない自分、”じゃあ禁酒じゃん!”と。まぁこれはあり得ん話ですので、今の所悪魔の囁き着信拒否設定になっています。

 
こんな好天の日に外へ行けず超不満な歌舞伎と黒伎。風舞伎はまたもや雲隠れ。

 当日は9時頃からスタートしたいとのこと。花ちゃんガレージへは高速を利用するとあっと言う間ですが、かなり高速代が嵩むので幾ばくかの節約でもと気持ち早めに出発し、首都高横羽線をケチる作戦決行。R15を北上し平和島辺りから海岸通りを通行し、新橋で環状線へ乗り込みます。これで600万円の節約ね。土曜の早朝とあって箱崎もなんなく通過出来、常磐道方面へと進みます。
 三郷料金所でLBと遭遇。かつてはRA25とバトルを繰り広げて来た我がTE37ですが、最近はマフラーのビビリ音とどこからか聞こえる「ガラガラガラ」音(排気漏れか?)がまるでディーゼル車の風情で、気持ちは萎えるばかり。とてもバトルなどという気分にはならず後塵を浴び続ける始末なのでした。

 今の僕に600万円はデカイのです

 箱崎も随分と走り易くなったものです

 待ち合わせのIC出口へは時間ピッタシの8:50着。その料金所に並んでいると前方に47のような旧車を発見。今日はよく旧車と出くわす日だなぁと思っていると、K村さんからお誘いのかかった成坊のTE51 LEVINなのでした。2台で先へ進むと田んぼが広がる道路脇に積載されたサンナナがいて、集合場所は間違えようもありません。

 一般の方々にはさぞかし怪しいく見えるんでしょう

 私たち4人のほかに隊長もここで合流の予定でしたが、首都高渋滞に巻き込まれているようなので、先にガレージへ行って作業をしてしまうことに。
 ガレージへ向かう途中で寄ったコンビニでビールを購入する私は車輌の入れ替え以外何もする気のない自堕落ぶり。このぽかぽか陽気をだらだら満喫しちゃおうかなって考えてたのになぁ〜・・・。
 このトラック、よーく見たら(←って一目瞭然!)ローダーではなくユニック!ガレージ周辺は住宅街で上空には張り巡らされた電線があちらこちらに。吊り上げ場所が限定されてしまいましたが、流石プロ!ウィ〜ンガチャンウィ〜ンガチャンと巧みな操作でテレマークの入った着地に成功。大の大人4人でえっさこら押してガレージ入庫。天気もいいので虫干ししちゃいました。

 姉歯バブルで好景気! 僕関係無し(横羽線ケチルくらいだし)

 

 
リアクォーターはクサクサだしエンジンはこんなだけど、色々お値打ちな物が付いててお買得 ! ?

 これで終わりかと思ったらお次は黄色のヨンナナ(流星号)を積むそうです。こちらは入れ替え岐阜へ輿入れってことらしいですが、エンジン・レスでの嫁入りです。そのエンジンはどこへ行っちゃうのかって言いますと、先日の圭一デイで密談の交わされていたJ道さんの所へ行き化粧直しが施されるそう。で、9000rpmの雄となって帰って来るそうです。楽しみですね。
 流星号もウィ〜ンガチャンウィ〜ンガチャンと積まれた訳ですが、37と47では前後の重量配分が結構違っていたようで、37と同じ部分に下駄掛けて吊るとバランスが取れず、何度かやり直しののち積み込み完了となった次第です。

 

 感慨深気なお三方。好きな人は堪らんのでしょう。

 仕事のある隊長はこれでご帰還。自分もあとは日がなダラダラ日光浴しながらビアーを頂こうとなんて思っていたら、茶メタさんの
「さぁ、セル交換しちゃおっかっ!」
で、もろくも計算は崩れ去ったのでした。

一人でやらなくてヨカッタ−
 セルの不調が現れ始めたのは、考えてみれば昨年の4月頃からのことで、それでも暖かくなってしまえばそれほど気にもならず、バテリーの影響かと思いつつほったらかし。しかし不動の季節(真夏)が終わり、バテリー完全死 → 新品交換 といった呆れた結果ののちも症状改善ならず。これでセル本体の問題と確定した訳で、じゃあと早急に用意した1Gセルも元来の面倒くさがり癖と寒さに負けてお蔵入り。そのお蔵が37トランクだった為、茶メタさんの命令(?)に従わざるを得ず。渋々作業へと突入したのでした。(←うそです。一緒に作業を見守ってくださる方がいないと「僕、出来ないも〜ん」とこの機会を待ち望んでいたのです。感謝。)
 それにしても今回のこの作業で、自分の浅はかさを痛いほど知らされる羽目になるとは・・・トホホ。
 なにが面倒くさいって、セルを外すのにまずタコ足を外さなきゃならんってことです。トラストブルーに塗装した時の取り付けに相当苦労したので、またあれを繰り返すのかと思ったら...、数ヶ月もほったらかしですわ。
 そして、その苦労した取り付け時にやらかしてしまっていたのですね、僕は。
 この『バッタ工房』をボンテージルックで読んでいるらしい煩悩氏より
「ホームセンターのSUSボルトナットはクルマに使用してはナリマセヌ!」
とBBS書き込みを頂いたことがあったのですが、正にそいつが元凶だったのです。自分、錆びてボルトナットが緩まなくなるのを避けようとステンを調達したのですが、思いっきり間違っていたのですね。
 タコ足とフロントパイプの接合部は、手が入らず工具が入らず苦労に苦労を重ねてやっとこさ取付けたのですが、その時点でボルトのネジ山を齧りながらねじ込んでいたようです。
 だもんで、回せど回せどナットがボルトから抜けずクルクルクルクル。すっかりお猿さん状態に陥ってしまっていたのですが、さすがにこりゃ変だと気付き、アホちんの作業を見守っていた皆さんのお力添えを仰ぐことに。スイマセン。お陰様で無理くりなんとかボルトは取れ、その後の作業はスムースに進行していったのでした。

 花ちゃんガレージに突っ込んで、と。

 そろそろガスケットがダメそー じゃまた外すんか

 バッタの替りにえらい目にあった茶メタさん

こいつですわ、犯人は!(真犯人は取付たバッタです)

 ようやっとセルが露に

 そのセルを外すと こんなんなってんですねぇ〜

 この度1Gセルを調達するにあたり信さんとA澤さんからアドバイスを頂きました。
信さん:ノンターボとツインカムターボの1Gではセルが違います。ホントのリダクションは後者ですが、前者でも十分みたい。
A澤さん:1G用リダクションは大きいのでタコ足に干渉する可能性有り。1G-Gとかの遊星式リダクションがお勧めです。快音はしませんが。アース不良も考えられます。マイナス配線も要点検です。
と言うことだったので用意したのは1G-GT用の物です。もちろんこの以前にアース等配線の確認はしてあります。(いずれアーシングは施さないといけませんね。次回課題です。←何時のことやら・・・)

 デカイです 重いです
左=1Gセル 右=ノーマル(?)セル 大きさ半分くらいかっ!これで威力がありながら軽量化出来るんですから一石二鳥です。

 片方の穴を揉んでます

 無事取付け完了!回してみてA澤さんの言っていた「快音はしませんが!」っての、よーく分かりました。以前の”キュンキュンキュン”っていう小気味良い音から”しゅんしゅんしゅん”と隙きっ歯から息が漏れるような音になってしまいました。ただセルの力はかなりなもので、勢い良く回ります。

 圭一デイへは”パリ・ダ・カール”の帰りがけに寄ったこともあり、タイヤハウスの隙間に頭が縦に入ったものですが、はやり目眩がしたらしく速攻でシャコタン化が図られたようです。またNYMの駐車場で見かけた時には、ハッキリ言って「かっちょ悪〜いっ!」と感じてしまったイケナイ私は、オリジナル茶メタがイケナイのかと思ってましたが、今日見るからにはあれが嘘のようにグッと渋くスパルタンに感じます。つまりは、それもこれもドライバーさんの趣向に反し似合わず車高が高かったからなのですね。(←似合う方が乗れば車高が高いのもイケテます。) しかーし、車高下がり過ぎでリアタイヤ、削れてますって。

      


      

 クルマを交換して花家に向かいましたが、駐車場は指事されなくても一目瞭然の分かり易さ。止めてる後ろの壁はご覧の通り”真っ黒け”。自分の駐車場もこうなってますから、いかにこの年代のクルマの排気ガスが汚ったないか。ここ最近の地球環境への配慮・方策を考えると、いつまで町中を走ることが出来るのでしょうか・・・

もしかして、まだいい方だったりして・・・ 




 あれだけ良かった天候も夕方に来て急速に下り坂。また、まだ3月も半ばとあって気温も急降下。この後待っている高速道路の渋滞を考えると腰も重くなりましたが、第三京浜保土ヶ谷Pにて”絶版マイナー二輪車集会後夜祭”が21:00〜23:00くらいで行われるので出発。途中スコールのような大雨に見舞われてしまいましたが、横浜に着く頃には意外と良い天気に持ち直しており、保土ヶ谷Pの薄暗い片隅に怪しい人影が蠢いており、それは行われていたのでした。

 漸くセルの交換が終わり一つ肩の荷が降りた感もありますが、こういったクルマですから実は問題山積みなのでした。少〜しずつ少しずつ片付けて行きましょー!


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