その1 3月1日 TMFに向け準備運動を兼ねて、ステジアを購入した日産ディーラーへ遊びに行く途中にブレーキがぱっかぱかのすっかすかに! エンジンブレーキが使えるのをいいことにそのままゆっくり走行しなんとかディーラー到着。(※直ぐに止まって対処しましょう!) そこでフルードの残量を確認してみると、ほぼ空です。たしか積んでいたはずとトランクを漁ってみれば、以前クラッチが抜けた時に購入したフルードがありました。こいつを付け足しペダルをグイグイ踏み込むと復活! 営業マンと話し込んだ後、注意しながら自送にて帰宅。カップ内の残量を確認すると特段減った様子はありませんでしたが、蒸発する物ではないので何処かに原因があるのは間違いないですね。いろいろアドバイスを戴き、次の週末に確認作業をすることとしました。
マスターシリンダー近辺より漏れは無いように見えたので、リアホイールシリンダーを疑ってみることに。前回の車検で交換してもらってるので、大丈夫のような気もしますが、さてどうでしょう。 マンション敷地内で作業するので、苦情の出ないよう早朝に起床です。
ん〜、なんかこの図ばかりだなぁ(汗)
以前、アクスルシャフトを抜いた時の事を思い出しながらドラムカバーを外します。そう言えば第5の穴にボルトを入れて外すんだった! 経験とは貴重な財産ですね。
カップを捲って見ますが、漏れてはないように見えます。なんせ初めて見る部位なんで正常な状態が分からず、「これは漏れてないよなぁ・・・」と今一つ確信が持てないのでした。
で今度は右リアを確認してみます
でやっぱり「これは漏れてないよなぁ・・・」と今一つ確信が持てないのでした。
ここまで来たら、ブレーキの調整などしたいところですが、この場所で直せずなんてことになると大変なので、以前の『岐阜弾丸ツアー』で参加したビンゴ大会で入手したパーツクリーナーを今初めて使ってみるのでした。
つべこべ気にせず3本もらっておけばよかったか!
マスター部のカップが空に近かったって事はエアが入ってしまった可能性大なので、これまた初めてエア抜き作業を実行してみるのでした。下画像のような道具を揃えましたが、この場合一人では作業出来ない為、嫁っ痴に助太刀を頼んだのですが、「忙しいんだよ〜。」と不満たらたらです。ちっ!
こんな具合でレンチをグイッと捻ったその瞬間、「なぁーー!」。バカですね。軍手はしましょう。
この日もう一つ気になっていたことがありまして、それは、SOLEXの部品=チョークワイヤーのスプリングを引っ掛けるステー、が折れてしまっていたんですね。で、ここに付属しているプラスチックの四角いヤツがブラブラグラグラしてて、そのせいかキャブがベタベタと汚いんですよ。ステーはなんか自作出来ないかなっと思案し、クリーナー噴いてウエスで拭き取って作業終了です。 だってだんだん人通りが増えて来て、痛い視線を感じるようになったんですもの。
※ホットアイドルコンペンセーターと言うらしいです。気圧が変化した時に油面を調整するようですが、こんなもん付いてる人いませんねぇ〜。まっ、一つ勉強になりました。
痛いと思ったのはこの視線だったかっ!
このあと邪道一家は、とあるイベントへと繰り出したのでしたー! 見る?→
その2 3月15日 天候不順の為、翌々週の作業になってしまいました。今日は排気漏れと駄音に手を着けたいので、いつものホームセンターの屋上へ。ここなら痛い視線も”あまり”ありません。 ただで使用させて頂くのもナニなんで、丁度猫砂が無くなりかけてたので購入。これでちょっと気兼ねしなくて済むってもんです。(いくつか猫砂を試しましたが、この商品より優れた物はありませんでした。他のサイトなどでもこれを奨めてます。しかし内容量の割に若干高い価格設定なので、3匹もいる我が家ではなかなかバカにならない出費なのです。昔オリンピックで450円くらいで売ってたんだけどなぁ。どこか安いとこはないでしょか。)
思う存分作業できますね。
ここでは548円です。
いや〜完全に、思う存分です♪
タコ足ジョイント部のガスケットがダメになってるから排気漏れしてると原因は掴んでいたので、まずはタコ足を外します。トラストブルーに塗ったりセルモーターを交換をしたりと何度も外しているので簡単。 ん、簡単? ボ、ボルトが回らん! 手持ちのスパナじゃビクともしません。こりゃ、前回セル交換の時に無理に絞め込んだからだね。諦めて1F工具売り場へと行き、”安かろう悪かろう”の先人の知恵を無視し、画像右の物を購入。ついでにソケットレンチの頭が何故か一つ無くなっていたんで、それもと購入したらサイズを間違ってしまい、ダブってしまいました。直ぐ下に行けば交換してくれたでしょうが、面倒臭かったのでそのまんまです。
合計2000円。予定外の出費でお父さんピンチ!
押さえとかないと上もクルクル回っちゃうんで、テーピング。一人だとなかなか難しいです。
なんとか外せました。これで排気漏れが直る〜!
古いガスケット。上から見るとなんでもないようでも
ほら、横から見るとガスケットの石綿がボロボロです。勿論左が使用後、右が使用前の新品です。
エンジンとのガスケットも勿論交換。上が新品。
ここまで来て問題発覚!! なんとタコ足のジョイント部3本のボルトのうちスタッドになってる1本のボルトの山が完全に舐めてしまっててナットが喰いません。無理に入れちゃうと今度外す時に更に難儀になってしまうので、仕方無しに古いガスケットのまま元に戻し、しかも2本留め。かえって漏れるんじゃないでしょうか。なにやってるんでしょう・・・orz
気を取り直してマフラー駄音(打音)の解決に着手です。 こいつも原因というか対処方法は解決済みなので、ぱっぱぱっぱと終わらせてしまいましょう。 ついでにマフラーを吊ってるゴムも新品に交換。だってヒビヒビだしね。比べてみると形も伸びて変わっちゃってますね。いけませんいけません。ゴム類は定期的に交換しないといけないようです。
亀甲縛りは出来ません こんな風にしているのは、フロアからマフラーが離れ過ぎないよう引っ張っているからなんです。
天気が良かったので、散歩がてら嫁っ痴がちいくんを連れてやって来ました。カメラマン交代です。
未解決♪
元に戻し周囲を片付けてから、屋上を何度か周回してみましたが、駄音は治まったようでした。 が! 帰宅途中でまたもや”ずごごごご〜〜”と駄音が・・・ 次回持ち越しとなりましたぁ。orz
その3 3月20日 TMF直前に押し迫ったこの日、いよいよブレーキマスターの修理です。 ホームセンターへ走ったりしましたが、ブレーキのタッチもフルードの量も変わる事無かったんで、やはり怪しいのはマスターでしょうが部品は既に供給終了でした。 自分一人で直せるとこではないので、Z乗りのH賀様のお店『ドリーム1』で修理することに。で、セイケンでパーツ注文(受注生産とのこと)。1週間ほど待ち入荷したとの連絡で、小雨降る中修理へ旅立ったのでした。※ドリーム1へ行く時はいつも雨なような気がするなぁ。
出発時のフルードの量をチェックしておきます。前回入れたUPラインのまま減ってません。
今日の雨中運転で気が付いたのですが、今履かせている14inchホイールのタイヤがまったく路面喰わなくなってました。久しぶりの2T-Gのサウンドに、雨だから気を付けねばと分かっていても、ついついアクセルONしちゃうんですが、そんなに踏み込んでないにも関わらず、ずるずるずるずると滑って行っちゃうんです。このタイヤ、もうダメですね。TMFの当日、晴れてくれないと命に関わりそう。
なんとか無事入庫 緊張したぁ〜♪
たったこんだけで7300円も仕方無しですね
一応下回りのラインをチェック後、マスターシリンダー外してみれば、”どばっ”って感じで後ろから漏れて来ました。やはりここでしたね。 (※クラッチのレリーズシリンダーから軽い漏れ発見!車検時で対処です。)
サビサビ
錆錆
シリンダー裏も
中の液にも錆
新品に交換♪
繋ぎ合せて
マメはトレーニングの賜物
この2つの部品ですが、一見同じに見えますが、よ〜く見ると「3」と「1」と数字が書いてあるんですねぇ。しかしどう見ても同じ物です。結局同じということで気にせず使いましたが、別に良かったんですよね?
シリンダー内のホーニングも済ませ、無事元の位置に納まりました。 ホーニングですが、H賀様が「ほら、軽く段付きがあるでしょ?」と触って確認させて頂いたのですが、管理人には分からないんですねぇ〜。ダメですねぇ〜。
商売あがったりだよ〜 H賀様もチョークは要らないでしょ〜と仰ってましたが、ホットアイドル付きのステーを甘えて戴いてしまいました。四角いのがプラプラするんでタイラップで固定しときました。
商売あがったりだよ〜 リフトついで(?)に、駄音対策を手伝って下さいました。邪道のステンタイコはフランジ留めじゃなく差し込みタイプなので、少しコジッて向きを変えたりしてみました。
リフトした時にタイヤのパターンが逆向きになってることが発覚! しかもよく見りゃ前後とも♪ いけませんねぇこんな事じゃ。もちろん元に戻させて頂きました。商売あがったりだよ〜。m(_ _)m
帰り道、やっぱりズルズル滑ったのでタイヤ交換は必須です。自宅到着後フルード確認。大丈夫!
その4 3月22日 ついに明日TMF当日を迎えます。天気はとても良い予報です。ですので、排気漏れは仕方ないとして、駄音は治して行きたいので、またまた屋上に来ましたぁ。この日も良い天気です。 デフの上をくぐらせたパイプがフロアをずごごと叩いてるようなので、隙間を確保する為に細工(応急処置)していたんですが、H賀様に「これじゃ車検通らないよぉ。」と言われてしまったので、きちっとやり直してみます。
マフラーを吊るゴムを引っ掛けるステーの間にナットを噛ませ隙間を余計に確保しようと言う作戦ですが、これをするとマフラーが下がってカッコ悪くなってしまうので、上の方にあった”亀甲縛り”みたくしてたんですけどね。今回はそう見栄え悪くないと思いますが、果たして車検には問題なし?
やっぱり少し下がったままですね。ちょっとカッコ悪いです。ん〜どうしよう・・・
これで行けたかと思ったのも束の間、帰り道でまたずごごご始まってしまいました。 (後日TMF当日に工場長様に見てもらったところ、マフラーから伸びるステーが長過ぎるんじゃないかとのご指摘があり、根本から直さないとダメなのかも知れません。) 結局今回の準備運動、ブレーキの修理以外はそのまんまって事になってしまい、なんとも情けない状態でTMF本番を迎える事になってしまったのでした〜。
TUNE-TOP TE37 LEVIN-TOP |